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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院に影響を与える経営環境 その3 勤務先と交通インフラ  [2024年09月25日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
人がその地域で生活していくには生活に必要なインフラがどれだけ充実しているのかが重要です。
そして勤務先からの通勤時間も、その地域の人口が増えていくのかに関係しているのです。
 
 
例えば、千葉県の流山市は子育てをする住環境の整備だけでなく、つくばエクスプレスの開業によって都心部までの通勤がしやすくなったことが人口増加に繋がっています。
埼玉県の大宮、兵庫県の明石市、滋賀県の草津市や守山市なども行政の施策だけでなく交通インフラが地域の繁栄に影響しているのです。
 
 
 
家賃の上昇などによって中心部に住みにくくなってきている東京23区内も、子育て層などは交通インフラが整備されてきた周辺地域への移動が進んでいます。
要するに「快適に通勤できる範囲」で生活費が抑えられるのであれば人は移動を考え始めます。
だから都心部への人口集中は今後も進むのですが、家賃が高騰する地域では郊外への社会的移動も活発に起こるのです。
 
 
 
 
ということは都心部で開業される歯科医院の院長は二つの面で影響を受ける様になる。
 
それは、
 
①集患面
②採用
 
です。
 
 
特に採用面でのリスクは大きいと感じます。
医院で働いてくれるスタッフが通勤圏内で家賃や生活費を賄っていけるのか?
それを賄える給与を院長が支払っていけるのか?
 
が問われるからです。
 
 
 
 
一方、地方都市では有力な就職先が地域で見つかるか?だけでなく、「一度は東京で働いてみたい」「お洒落な服でお洒落な場所に出かけたい」という東京への憧れも大きい様です。
高校や大学進学時に東京に出て、そのまま東京で働き家族をもち帰ってこない。
また、九州では福岡市がブラックホール都市として九州全土から人を吸い寄せています。
 
 
 
 
歯科医院を地域でどれだけ魅力的な就職先に出来るか?
「うちの娘にこの医院で働いて欲しい」と親世代に思ってもらえる歯科医院なのか?が問われるのです。
 
 
いま、働いてくれているスタッフもライフイベントなどによって働き易い環境が変化していく。
だから、院長はスタッフの状況の変化をしっかりと把握して出来るだけ配慮していく必要があるのです。
 
 
患者もスタッフも生活を考えて住む場所を決めていかざるを得ない。
だから歯科医院の院長はそれらの影響を受けるということを知って対策していく必要があるのです。
 
 
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テーマ:経営環境の変化
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