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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のスタッフ育成で何が一番大切なのか?  [2024年06月17日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
難易度が上がっている歯科医院経営において重要度が増しているのがスタッフ育成。
様々な育成の手法があり歯科界でも流行があったりしますが、人の育て方の基本は変わらないのです。
 
 
それは、
 
STEP1 その人の個性や興味、特技、仕事に関する姿勢、働くうえでの悩みなどを丁寧に理解する。
 
STEP2 その人の成長に必要な教育(質と量を考慮)を必要なタイミングで集合と個別でおこなうこと。
 
STEP3 達成期限を定め必要なスキルと考え方が身についたかを客観的に確認し、次のステップへと進むこと。
 
STEP4 育成を諦めず中堅になっても途切れさせないこと。
 
でしょうか。
 
 
 
歯科医院の教育も学校教育と同じで新人の時には新人の育成カリキュラムに基づいて実施されます。
しかし、教わったことを理解し求められる品質とスピードをクリアする時の個人差が大きいのです。
 
 
教育を受ける人が複数いる場合、必ず覚えが悪い人がいる。
その時に覚えが悪い人とどう関わって求められる品質とスピードをクリアさせるのかが指導担当に問われるのです。
 
 
ここで考えておく必要があるのは「求められる品質とスピードは結果であり、結果を出す方法は一つではない」ということです。
人によって人生で求められる結果を出す為に使ってきた方法は様々であり、指導担当が持っている方法だけが正解だとは限らないのです。
 
 
野球のバッティング理論なども、
 
・上から叩く
・レベルスウイング
・縦振りスウイング
 
などありますが、どの方法で教えるのが教わる人にとって理解しやすく身体能力などから見て合っているのかを考えて指導しないと成果は出せない。
 
つまり、医院自体のステージを高めながら育成システムと指導担当者のレベルを向上させないと「教わり力が高く自分で学びながら成長できる人」以外は成長させられないのです。
 
 
 
 
 
問題はそこに真剣に取り組む院長がまだまだ少ないという事です。
 
そうです。
 
スタッフの育成で一番大切なのは、理想とする医院に近づく為に院長がスタッフとどう真剣に向き合ってひとり一人の成長を喜びながら育成の中心にいるのかなのです。
その真剣さがスタッフに伝わって、医院が大きくなるにつれて育成システムが機能し始め、指導担当の育成レベルが上がり、「何の為に私たちは成長するべきなのか?」が院内に浸透するまでは院長の仕事は終わらないのです。
 
 
新人スタッフが入ってくると先輩スタッフに「教えてあげて」と丸投げしていませんか?
指導担当スタッフが新人スタッフ育成で悩んでいるのを見て見ぬふりをしていませんか?
 
 
 
ちなみに、医院メンバーとして求められる「在り方」については最初の段階で徹底的に教えていく必要があります。
技術や知識はいつかは身につきますが、「行動規準」「バリュー」の基礎的な理解が出来ていない人がチームに入ると必ず人間関係で揉めるからです。
 
「勘違い」は最初の段階で正しておかないと時限爆弾としてどこかで爆発するのです。
 
 
 
 
さて、スタッフの育成で大切な「スタッフひとり一人を理解し成長と真剣に向き合おうとする院長の覚悟」。
先生の自己評価はいかがでしょうか?
 
 
 
 
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