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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長はスタッフ毎の特性を理解して活かせているのか?  [2024年06月15日]
 
おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
スタッフと面談していて感じるのは当たり前ですがひとり一人で価値観が違うということ。
何を大切にしていて何をすることが正しいと考えているのかも違いますし実際の行動も違う。
しかし、ひとり一人に磨けば光るものを持っているのです。
 
では、院長はその可能性に気づき活かせているのでしょうか?
 
 
 
院長に限らず人は自分の価値観や理想に近い人を高く評価する傾向があります。
そして、それと対極にいる人を低く評価してしまうのです。
 
じゃあ、院長から見た評価が低いスタッフの能力は低いのでしょうか?
いえいえ、院長が重視する面においては物足りないかもしれませんが、スタッフが得意にしている分野では能力を開放して成果に繋げていける可能性があるのです。
 
 
 
 
 
野球でも監督にスタイルがある様に院長にも歯科医院経営のスタイルがある。
だからホームランバッターを揃えたいと考えている院長の下では、バントが上手い守備走塁が上手いスタッフにはスポットライトは当たりにくいですし活躍のチャンスは巡ってこない。
 
しかし、院長の経営のスタイルに見合う有能な人材が常にキープ出来ているかと言えばそうはならない。
ホームランバッターとして期待したスタッフがライフイベントなどで休むことになれば院長が得意にしている経営スタイルで成果を出し続けられるとは限らないのです。
 
 
 
 
歯科医院経営において自分の型に拘りチームメンバーに理想の行動を求める院長の医院はリスクが高いと感じます。
コントロール型の経営では成果が出せなければ更に厳しくコントロールするしかありませんので、チームメンバーは疲弊して力を発揮出来なくなっていく。
そして、プレッシャーに耐え続けた組織は臨界点を超えると壊れ始めるのです。
 
 
ただ、コントロールしないで放置しておけば上手くいくというという事でもありません。
任せる前には個々の能力(得意にしている分野)を徹底的に高めていくステージがあるからです。
 
 
院長がやりたい経営や医療の形を作る為にスタッフを型にはめるのではなく、スタッフが得意にしている分野で活躍できるポジションを準備していく。
 
でなければ、活躍の居場所を見つけられないスタッフは持っている能力を開放できないまま転職してしまうのです。
 
 
 
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