歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

大きな歯科医院の経営リスクと効果的な経営資源の活かし方とは?  [2024年05月15日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
一般的には経営が安定していると考えられている大きな歯科医院。
患者が多く集まっていて最新設備も揃っていて経営的には問題が無い様に見えるのですが実は経営のリスクは高いのです。
 
 
 
理由は、
・固定費額が多いこと(固定費を賄う為に確保するべき利益が多い)
・強い競合歯科医院の影響を受けること
・多くの経営資源が必要であること
・中長期の経営戦略と投資戦略の精度を高める必要があること
・院長の目が届かない部分に弱点が生まれやすいこいと
・幹部を育てながら拡大をする必要があること
・地域の採用的優位性(他業種を含む)を築く必要があること
 
つまり、経営規模が大きい分だけ経営の舵取りを間違ったときの打撃も大きいのです。
 
 
 
大きな歯科医院の経営戦略は基本的には陣地戦です。
強みを活かせる治療コンテンツにおいて広い診療圏でシェアを高めていくこと。
経営の柱を一つ確立しながら二つ目の柱の確立の準備に動き、多角化によって範囲の経済性を強化しながら経営の体力をつけていく必要があるのです。
 
 
 
でなければ増加する経営コストをカバーする収益力が得られず、採用における優位性も得られないのです。
 
 
だから、経営資源の充実と効果的な投下は生命線になります。
一発で金鉱を掘り当てる様な投資はなかなか出来ませんので、アーリーアダプタ院長はパイロット事業を走らせながら次の医院収益の柱になるものを見つけて育てていく必要がある。
 
成長期に入るであろう治療コンテンツを見つけそれを活かせる地域で可能性を試していくことが必要なのです。
 
そして、次の柱になるコンテンツを見つけたら経営資源を一気に投下して先行者利益を取りに行く。
他の歯科医院が気づいた時には追いつけない所まで行っていることが必要なのです。
 
 
 
 
医院経営は規模ではなく「強さ」です。
規模が大きくても強さが無いと収益力が低く規模の大きさが仇となる。
 
逆に規模が大きくなくても強さがあれば50年に一度の大きな変化の時代も乗り越えていけるのです。
 
 
さて、先生の歯科医院はどんな戦略を取られますか?
 
 
 
 
 
 もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
 
経営相談のお申込みとお問合せ
Posted at 04:00
 
<<  2024年11月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ