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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営では足りない経営資源についてどう考えるべきか?  [2024年05月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院では経営資源の充実度によって打てる経営対策が違います。
 
・経常利益額のアップと資金のダム構築
・人材の採用と育成
・長期雇用
・医院ブランドの強化と設備投資による収益化
・経営の舵取りに有効な情報の獲得
・医院オリジナルの仕組みや文化の構築(患者にとって魅力的なもの)
 
 
に成功しているのならば経営資源が比較的充実していますので打てる経営対策が多くなる。
 
 
しかし、お金があっても人が育っていないなら仕組みの質を高められません。
そして医院ブランドを構築出来ていないのならば高額な設備を導入してもそれを収益化できませんので、やはりそれぞれの経営資源が充実していないと効果的な経営対策は打ちにくいのです。
 
ただ、実際にはどれかの経営資源が足りていないことの方が多い。
そして一つの経営資源の不足が他の経営資源にも悪影響を及ばしていきますので注意が必要なのです。
 
 
 
 
 
では、経営資源が不足する中で歯科の院長はどういう経営対策を打てば良いのでしょうか?
 
 
 
例えば資金力がなくて設備も最新のものを揃えられないし広告にお金をかけられない場合。
しかし、スタッフは多くはないもののしっかりと育って患者とのコミュニケーションを取れる。
その場合にはその人的資源をどの様に活用すれば経営を強化できるのかを考えるのです。
 
私ならば来院する患者が今まで経験したことが無いレベルでケアし(カウンセリング、各種コンサル、説明資料、治療計画→治療説明など)、家に帰った患者が家族に嬉しそうに話すシーンを想像してケアの内容を組み立てます。
 
医院の強みは人的資源ですのでそこを更に強化して口コミ紹介で来院する患者を増やさなければ突破口は見えてこないからです。
 
 
 
 
最新の設備を揃えなければ患者が来ないというのは幻想です。
歯科医院経営のトップ集団を追いかけ「強者の戦略」を取り診療圏を拡げるのならば必要ですが、特に資金面とブランド力で優位性を築けない中規模以下の歯科医院がそこに経営資源を投下しても費用対効果は高められないのです。
 
であるならば医院の経営資源をもう一度点検して強みを活かせる方向に経営資源を集中させた方が良いのです。
その為には何かを捨てる覚悟も必要です。
 
 
足りていない経営資源を嘆くよりも所有している経営資源の中で活かせるものを見つけて一点突破をしていく。
でなければ残っている経営資源も力を失っていくのです。
 
 
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