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◆歯科医院経営ブログ

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経営がこれから苦しくなっていく歯科医院の特徴とは?  [2024年04月06日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
令和6年の歯科診療報酬改定は「国が設置する歯科医療政策のハードルを乗り越えていくのか?」の決断を院長に迫っていると感じます。
しかし人件費を含むコストが増えていく中で収益化の目途が立たないものをそう簡単に取り入れることは出来ない。
 
歯科医院は未来を見据えて収益性の改善に取り組まなければいけませんので、アーリーアダプタ院長が成長期に入る半歩手前でマーケットシェアを取りに行くとき以外は慎重であるべきなのです。
 
 
 
 
 
そんな経営環境の中で経営の舵取りをしていく為に何が必要なのでしょうか?
考えてみましょう。
 
 
私は一番大切なのは「ヒト」「モノ」「カネ」「時間」「情報」などの経営資源を有効活用できているのかだと考えています。
 
 
例えば導入された診断機器などによってどれ位の収益が増加したのか?元が取れる時期は何年後か?
 
導入した予約システムやサブカルテシステムを診療効率だけでなく患者満足度の向上にどの様に役立たせているのか?その結果、どんな数値が改善したのか?
 
カウンセリングシステムやコンサルシステムは「患者の納得=売上UP」になっているか?
 
人件費総額に見合う生産性は確保できているのか?
 
経営の数値を測定しているか?歯科医院経営のプロの視点でチェックされているか?経営対策は明確になっているか?
 
などを意識して経営対策を進めているのかが問われるのです。
 
 
 
 
逆に経営面を意識せずに、
 
・友人院長が導入した設備を導入する
・歯科衛生士の採用の為に応募条件を引き上げる
・ベースアップ評価料を算定する
・診療時間の短縮をする(予約枠数の減少)
・流行の治療コンテンツを取り入れる
・新たな歯科医療需要に対応していく
 
のは危険だなと感じるのです。
 
とくに先日ブログで書きました様にユニット5~10台の歯科医院の院長で医院を拡大していかない場合には取り扱いに注意が必要なのです。
 
 
上記の対策が悪い訳ではなく生産性の向上や収益力のアップに繋げられる経営力が院長にあるのか?が問われる。
所有する経営資源や経営投資を活かせないと経営の体力ばかりが奪われていくことになるのです。
 
 
 
所有する経営資源どの様に活かして経営対策を進めるのか?
次の一手をどのように打つべきか?
 
先生の医院の経営資源を確認しながら決めて頂ければと思います。
 
 
 
 
 
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