おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
土曜日は、大阪の天王寺動物園で開催されている「はみがきうさぎのカムカム動物園フェスタ」(←はみがきうさぎチャンネルへ)に参加してきました。
このイベントは(株)ToothToothと天王寺動物園とのコラボで開催されており子育て中の多くの家族連れで会場は熱気に溢れていました。
「子どもに歯を守ることの大切さを伝えて定期管理で歯科医院に通う子どもを増やしたい」という(株)ToothToothの小柳貴史社長と社員の皆様の熱意、そして協力されている歯科医師を始めとする医療機関の関係者の皆様、協賛企業の皆様の努力には頭が下がります。
今後も続くこのイベントに協賛してくださる院長を小柳社長は募集されていますので、興味のある方はお声がけくださいね。
歯科検診のコーナーを見学していて感じたのは「う蝕の少なさ」「親の予防意識の高さ」「口腔機能の健全な発達において問題がある子どもの多さ」でした。
その中で少し気になったのが「歯科医院に連れていきたいのですが子どもが嫌がって・・・」という声が一定度あることでした。
歯科医院に一度行って怖くなったのかどうかは分かりませんが、すべての子どもに定期管理が必要な時代において歯科医院が「子どもが行きたがらない」存在であるとしたなら・・・もっと工夫していく必要があるなと感じました。
検診をされていたドクターはアイスブレイクやTSD法を使って不安がる子どもの心理バリアを難なく突破されていましたが、全国の歯科医院のどれ位のスタッフが子どもの不安に寄り添えるのだろうか?と考えてしまいました。
子どもが行きたがる歯科医院を作り家族みんなで通う「かかりつけ歯科医院」を目指す。
「う蝕」という歯の痛みや腫れなどの主訴が無くなっていく時代において、患者をどう動機づけて健康に導けるのかが歯科医療機関に問われる時代です。
今回のイベントで学び、そして確信できたのは子どもが歯科医院に通い続ける為には「”快”な体験」が重要だということ。
子どもとその親が歯科医院でどんな体験ができるかだと思います。
「歯科医院は歯が痛い時に行く場所」というイメージからの脱却が必要不可欠だと強く感じたのでした。
テーマ:その他
Posted at 05:00