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◆歯科医院経営ブログ

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先生、昨年取組んだプロジェクトは結局どうなりましたか?  [2023年05月30日]
 
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
2024年診療報酬改定論議の第一ステージがもうすぐ始まりますね。
2024年改定から2月に答申が出ても改定内容の実施が4月ではなくそれ以降にずれ込むようですので、歯科医院が改定内容に対応する時間が少し生まれます。
今回はトリプル改定ですし、医療計画なども次期計画に移行しますので、しっかり改定内容を読み込んで対応していただければと思います。
 
 
さて、昨日ブログで書きました様に歯科医院がプロジェクトに取り組む主な理由には、
 
①現在かかえている課題を解決する
②ビジョンに掲げた目標を達成する
③スタッフのチーミングとリーダーシップの経験値を増やす
 
があります。
 
 
しかし、実際の歯科医院のプロジェクトの立ち上げ方には一貫性がない場合が多く、取組みの途中で消滅してしまうことも多いのです。
さて、先生の医院で2022年に取り組まれたプロジェクトは何で、それぞれにどんな目的がありどれだけの成果をもたらしたでしょうか?
 
そして、そのプロジェクトに参加したスタッフの成長にどう繋がったのでしょうか?
 
また、2023年も継続しているプロジェクトはいくつありますか?
プロジェクトの企画と運営を院長以外の幹部が担うことは出来ているでしょうか。
 
 
 
ビジョンを掲げ、アクションプランとガントチャートを作成して管理し、目的を持って1年間のプロジェクトを実施する。
そのプロジェクトに必要な(適性のある)メンバーを選出し、リーダーを決め、
 
・何を実現することがGOALであるのか
・誰にどの様に成長して欲しいのか
 
をプロジェクトリーダーに伝える。
 
「教えながら任せる」のステージにいるプロジェクトリーダーには「どうやれば上手くいくのか」を丁寧に指導し、フィードバック面談をしながら成功体験を味わってもらう。
「任せきる」ステージにいるプロジェクトリーダーの場合には余計な口出しをせずに見守る。
 
 
院長がコントロールするステージからどうやって抜け出すのか?
目的達成の為にスタッフが自主的にプロジェクトを立ち上げ改善を進める様にしていく為に院長は密かに作戦を練る必要があるのです。
 
そして最終的にプロジェクトを院長の管理下から外すことが出来れば成功です。
 
 
 
組織づくりの理論は色々ありますが、人を上手く扱って成長に導くのには「原理原則」がある。
その原理原則から外れたアプローチを院長がすれば上手くいかない。それだけの事なのです。
 
 
ただ、当然ながらイレギュラーもあり「ただそれだけの事」が奥深いのも事実です。
だから、クライアントの院長をサポートする私も理論の蓄積だけでなく実学による経験値を更に増やさなければと思うのです。
 
 
 
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