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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の未来の受付はどうなっているのか?  [2023年05月13日]
 
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
現在の歯科医院の受付システムは医院の規模によって大きく違います。
受付専任スタッフが複数人いる歯科医院もあれば診療スタッフが患者が来院した時だけ受付に出ていく医院まで様々なのです。
 
 
 
では、これからの10年で歯科医院の受付はどの様に変化していくのでしょうか?
少し考えてみたいと思います。
 
 
院長が受付について考える時、診療スタッフが交代で受付を担当するシステムにするのか?それとも受付専任スタッフを採用して育てるのか?で迷われると思います。
 
たぶん、院長が受付専任スタッフにする場合には患者に寄り添った快適な待合室空間を創ってくれることを期待されている。
しかし、院長の期待と現実とは乖離していることが多く院長は頭を抱えられるのです。
 
 
私の考えは受付専任に否定的です。
受付が院長の期待通りの患者に寄り添った対応が出来るのであれば効果は高いと思うのですが、良い人が入ったと思えば数年で退職したりして受付に必要な品質を保つハードルが高いからです。
 
もともと、受付専任スタッフには治療に関する知識量の少なさによる治療チームとの温度差があり、その事が原因で様々な問題が起こりがちです。そこを何とかしたいと悩んでこられた院長は多いと思いますが人財確保難の時代にはそのハードルは更に高くなると思うのです。
 
 
 
私は未来の歯科医院の受付事務は自動化されていると考えており、医療コンシェルジュが治療室と待合室を繋ぐ重要な役割を担っていると考えています。
自動化への投資が困難な小規模零細医院は診療スタッフが交代で受付と待合室の患者の世話をしており、受付専任を置くのは自由診療医の受付兼カウンセラーやデンタルエステなど限られた収益モデルになる気がするのです。
 
 
 
自動化の流れは大きな病院から始まる。
病院での自動会計機に慣れている患者が歯科医院の自動会計機を当たり前に使える様に、一般的には資本規模が大きな所が導入したシステムが汎用化で開業医に降りてくるのです。
 
 
これから超大型歯科医院の分院展開が加速しますので、各分院の日時の診療データーを本部が即時に把握して経営対策できる様になっていくでしょうし実際に現在のレセコンの弱点を補うシステムの開発が進んでいるとも聞くのです。
 
歯科医院でも超大型歯科医院と大型歯科医院ではデジタル化が進み、それより小規模な歯科医院ではアナログから抜け出せない。
 
 
 
多分、スマホネイティブな若い人たちはデジタル化が進んだ医院を便利だと感じるでしょうし、高齢者ほどアナログな対応が心地よい。
 
デジタルにもアナログにも需要はありますが、院長がそれを強みにできるのか?にかかっている気がします。
 
 
さて、先生は受付の未来をどの様にお考えですか?
先生の医院に長年通われる患者にとっての医院の魅力を壊さない様に受付ビジョンについて考えてみてくださいね。
 
 
 
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