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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長は患者の頭の中にどんなブランドイメージを築くのか?  [2023年04月29日]
 
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営で成功するには地域の住民に先生の歯科医院がどの様に認知されているのかを知ることが必要です。
 
私が過去におこなった実験でも院長を先頭にチームメンバーが同じことを徹底しておこなうことで口コミが拡がり紹介患者が増えることが証明されました。
 
 
 
しかし、多くの医院のバリューは漠然としていて具体的な行動には落とし込めていない。
例えば「笑顔で患者さんに接する」というバリューがあっても、誰がどのタイミングでどれ位の笑顔で接して患者とどの様なコミュニケーションを取るのかの基準が明確ではないし、それを徹底できているのかのPDCAも回っていないのです。
 
 
 
 
この事は治療のブランドを築いていく過程も同じです。
インプラントもアラーナー矯正もデンチャーもCAD/CAMも取り扱っているけれど、患者がその医院を選ぶ理由が見当たらない。
 
だから「△△歯科医院は院長もスタッフも〇〇で良かった」の「〇〇」が作れずに地域にブランドイメージが定着しないのです。
その前に「どんなブランドイメージを築いて地域に貢献するのか?」が不明確な医院も多い気がします。
 
 
 
 
昔、ロールケーキがブームとなり多くのお店がオリジナルのロールケーキを開発しましたが、ブームが去ってもロールケーキが看板となっている洋菓子店は限られます。
それは、ブームとなっているから真似をしたお店と、看板商品としてコンセプトからジックリ作り上げて口コミでブランドイメージを浸透させてきたお店の違いであり、後者の場合にはロールケーキ以外の商品も顧客に支持されているのです。
 
 
 
 
歯科医院も「何が治療の柱」で「何にこだわり」「どんな医院イメージを地域に浸透させたいのか?」を明確にし、それを具体的なプランを立てて時間をかけて地域に浸透させていく必要がある。
とくに「治療品質」は何もしないで患者に価値が伝わることは少なく、医療機関側が意識して価値を伝え浸透させていく必要があるのです。
 
 
もちろん、ブランドイメージを築くのは経営面への貢献もありますが、まだ先生の医院の価値を知らない地域の方々に「あなたの健康に関するお悩みを解決できる医療機関がここにありますよ」と知らせる事でもある。
 
真摯に臨床に取組み治療技術を磨いてこられたのですから、その治療技術を使って多くの患者の困りごとを解決してあげて欲しいと思うのです。
 
 
 
 
さて、先生の医院で患者に貢献できる自信のポイントは何でしょうか?
そして、その価値をどの様にして地域に浸透させようとされていますか?
 
 
先ずは、徹底的に強化して強みにするポイントを一つだけ決め、チームメンバーの目線を合わせて具体的なプランをもってブランドイメージの浸透を始めていただければと思います。
 
一朝一夕ではできませんので継続して取り組んでくださいね。
 
 
 
 
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