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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のスタッフが社会人として働く意味とは  [2023年03月24日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
最近、歯科医院のスタッフに「社会人として働くこと」というテーマでお話する機会が増えています。
 
そこで今日は歯科医療従事者であるスタッフが社会人としてどうあるべきなのかについて考えてみます。
 
 
 
社会人の定義としてまず出てくるのは、
 
親や学校社会による保護から外れて経済的な自立ができる人のことです。
それもただ労働によって対価を得るだけではなく、経営者に求められる役割において求められる以上の成果を出せる人のこと。
 
「就業時間に上司から言われたことをやって賃金を貰うのではなく、自分の意志と努力で身につけたスキルで上司に求められた以上の成果を出すことによって報酬を受け取る人になりましょう」と私は話しています。
 
 
これからマニュアル化できる作業と情報処理はAIやロボットにどんどん置き換わっていく。
だから院長がスタッフを保護し過ぎるとスタッフはこれから激変する社会を生き抜けなくなっていくのです。そして一人前の歯科医療従事者にはなりませんので患者に迷惑をかけてしまう。
 
歯科医療従事者は患者の健康を扱いますので社会人より更に厳しい成長への覚悟と実践が求められるのです。
 
 
 
 
歯科医療需要が変化し診療報酬が大幅に上がることがない時代において、医療機関は医療の質を向上させながら地域医療を守り発展させていかなければならない。
だから、歯科医院で働く人には「医療を担い患者の健康を守っていく覚悟」が求められますし、社会に出てもいつまでも保護される癖が抜けないスタッフを育ててはいけないのです。
 
 
「患者を笑顔に」という言葉は厳しい環境の中で日々奮闘する先にしか実現しない。
「理想」だけでなく経営という現実を無視してかかりつけ患者は守れません。
 
そして、
・歯科医療の質を高める為に自分のスキルを磨く
・目の前の患者が必要な治療と管理に向き合える様に全力で関わる
 
など成果を出す為の努力を求められなくても続けていく人でなければ、チーム医療の足かせにしかならず患者に迷惑をかけてしまうのです。
 
 
だから、歯科医院での教育はスキルと併せて「歯科医療従事者としての在り方」が不可欠となり、「一部保護⇒覚悟⇒自覚⇒自立⇒自走」のSTEPをスタッフにどうやって歩んでもらうのかを院長は考えて育成の仕組みにしなくてはいけない。
 
その為に院長は
・医療とは
・プライマリケアはどうあるべきか
・プライマリケアにおいて当院が果たすべき役割
・役割を果たす為のビジョンと経営計画
・医療としての患者への接し方とは
 
などをスタッフに丁寧に話せなくてはいけません。
 
 
まずは歯科医療従事者としてのあり方を教え「一流の歯科医療従事者になる」とスタッフに覚悟させる所から一流のチームは育つのです。
 
 
 
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