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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長に突然訪れる医院経営の未来への不安って?  [2023年02月11日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
最近、これからどんな経営対策をしていけば良いのかに迷われる院長からのご相談が増えています。
それも院長ご自身で考えつくことはすべて実行し、ある日その先の経営の舵取りをどうすれば良いのかが見えなくなるようなのです。
 
人間は「理想」と「現実」と「差の埋め方」が分かれば試行錯誤しながらも差を埋めることができるのですが、歯科医院経営を巡る環境も歯科医療ニーズも変化してきている為に「何が経営の理想」で「どうやってその差を埋めれば良いのか」が見なくなって悩まれている院長が多いのだと気づいたのです。
 
 
 
例えば「これから10年発展し続けることが出来る経営モデル」を実際に実践している院長が知り合いにいれば、その院長をモデリングをすることによって理想との差を埋めることが出来ます。
 
 
大きな歯科医院の場合は当面取るべき戦略は明確であり、院長は立てた経営計画を達成しながら次に育てるべき治療コンテンツをパイロット的に数本走らせて柱にできるものを選べば良い。
 
しかし、ユニット3~7台から更に大きくしていこうと考えられる院長はご自分の中に成功体験が無く、医院を大きくできた知り合いの院長も少ない為に何をどうモデリングすれば上手くいくのかが見えないのだと思うのです。
 
 
 
結論から申し上げると院長が医院を大きくしたいと思われるなら、
 
 
・上位ステージの経営スキルを院長が身につけることが必要になる
・マーケティングの技術が必要になる
・上の経営ステージにおられる院長との交流が必要になる
・ドンブリ勘定から脱出し数値管理による経営が必要になる
・経営計画とアクションプランが必要になる
・信頼できる専門家(経営ブレーン)を揃えていくことが必要になる
 
・医院規模の拡大が更に進めば組織化が必要になる
・規模に合わせて経営幹部を育てる必要がある
・スタッフの育成環境が必要になる
・勤務ドクターやスタッフの賃上げと労働環境の改善が必要になる
 
・医院理念(ミッション、ビジョン、バリュー)が必要
・院長に組織ステージに合わせた品格、求心力が必要
 
だと考えます。
 
院長に求められる能力も質も作業量も医院の大きさに比例して爆発的に増えていくのです。
そういった能力や作業量を院長一人で抱えたまま大きくなっていくと、ある日突然、院長が疲弊して燃え尽きてしまうことになります。
 
 
 
経営のあり方も組織の作り方も、人の育て方も、カウンセリングなどの仕組みの作り方も医院が到達している経営ステージによって大きく違います。
理想のやり方はあるのですが、扱う人の能力の問題で段階的にしか理想のやり方には近づけないのです。
 
 
 
医院を大きくしたいと考えられた院長は新たな経営ステージの入り口に立たれている。
だから急に未来が見えなくなり不安になられるのだと感じます。
 
 
さあ、もう後戻りはできません。
覚悟を決めてビジョン達成の為に突き進んで頂きたいと思います。
 
その為にスタッフとジックリと目線を合わせ、院長一人で突っ走りすぎない様に気をつけてくださいね。
 
 
 
 
 
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