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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医師として歯科医院としてエッジは立っているか?  [2023年02月03日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
先生が歯科医師としての満足する人生を歩みたいと考える場合、歯科医師として患者や周りから評価され選ばれる必要があります。
勤務ドクターなら院長からぜひうちで働いて欲しいと言われ、院内で難しい症例を任せてもらえる様になり経営面での成果をだしてやチームビルディングでも一定の役割を担える存在にならなければならない。
 
これから勤務ドクターの年収格差が更に拡大していきますので、エッジを立てて引く手あまたな存在になる必要があるのです。
 
 
 
一方。開業されている院長はスタッフと地域住民から選ばれる必要があります。
地域に沢山ある歯科医院との違いを明確に地域住民に伝える為に治療技術や医療サービスでのエッジを立てていく必要があるのです。
 
1万時間の法則にある様に、自分のエッジを立てる為には何かを犠牲にして必要なことに集中する必要がある。
興味が様々な方向にあってどれもが中途半端な取組みになってしまえばエッジは立ちませんし、積み重ねた時間と経験値がモノを言う分野においては選択と集中が何よりも大切なのです。
 
 
 
これから地方での過疎化の進行に伴って都市部で開業したいと考える歯科医師が増えるでしょう。そして超大型歯科医院も有望な地域には分院を出すようになる。
そんな経営環境のなかで院長は勝ち残る方法を見つけなければならないのです。
 
 
今は大きな歯科医院を築き地域の多くの住民に認知されている院長も昔はエッジが立たずに苦労された時代があった。
しかし、地道に選択した治療技術を磨かれ苦しい時代があってもへこたれずに努力を続けてこられたから、転機が訪れて医院が上手く回るようになったのです。
 
 
 
先生が歯科医師としての満足な人生を歩まれる為に必要なことはただ一つだけ。
それは、自分が掲げた理想を実現できるまでそこに時間を集中させ、上手くいかない時代があっても理想にたどり着く為の努力を怠らないことです。
上手くいかないことがあるとそこから逃げて他の分野に興味が移り、自分探しを続ける様では満足できる人生は歩めない。
 
 
先日、スタッフ向けの講演で「院長から与えられた目の前の仕事に集中して成果を出せない人は、遣り甲斐のある仕事(役割)を見つけられない」と話しました。
与えられた仕事に全力に取組まず周りや環境の責任にして愚痴を言い続けている人で豊かな人生を送っている人を私は見たことがないからです。
 
 
結局、「うさぎとかめ」や「白鳥の水上と水面下の違い」のように選択と集中によって目の前の試されごとに集中して成果に繋げ、一芸を磨くことから始めないと未来は切り拓いていけない。
 
何事も中途半端では成果を出せないのです。
 
 
 
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