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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長がスタッフとの人間関係に悩んだら・・・  [2023年01月23日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営で経営の数値達成よりも難しいのがスタッフマネジメントです。
経営の場合には戦略もマーケティングも会計も分析を基にした答えが大まかに決まっていて、成功パターンを当てはめることで成果は出せるからです。
 
 
しかし、「人間」という代物は一人一人で「元気でやる気になるスイッチ」が違っていて、チームメンバーを同じように扱っていてはやる気を失って退職してしまうかもしれないのです。
 
私は歯科医院のスタッフマネジメントに関わる時、出来る限りスタッフや勤務ドクターひとり一人の個性を独自の診断法によって把握し、その個性を最大限に活かすことを考えます。
 
例えば、大人しくてリーダーシップを苦手にしているスタッフが計画を立てて一歩づづつ進めることは得意であったり頑張っている人をサポートするのが得意だったりする。
だから、その個性の強みを認めてあげてコーチングしながら得意なことを活かす取組みを優先しければならないのです。
 
 
例えば、院長がそのスタッフが不得意にしている役割を担うことを先に求めた場合には苦悩が始まります。
チャレンジ精神旺盛なスタッフなら「よし、やってやるぞ」と乗り越えてくれるのですが、チャレンジが苦手なスタッフは苦手なことをやって上手くいかないと迷路に入って抜け出せなくなるからです。
 
そういうスタッフは先ず最初に得意にしている役割をお願いして自信をつけさせる必要がある。
そして自己効力感が高まってきたら本人と相談しながらもうワンランク上の役割を担うことを打診するのです。
 
 
 
もちろん、マネジメントする側としてはコミュニケーションが不足しない様に最大の配慮をする必要があります。
チャレンジを受入れるも受け入れないのも提案する人への「信頼」がないと響かないのです。
 
 
 
よく、「仕事だから嫌なことでもチャレンジするべきだ」という人がいますが、苦手で嫌なことを嫌々ながらやっている人が成長し成果を出せるようになるとは思えないのです。
もちろん「嫌なことはやりたくない」という我儘を受入れろということではありません。
 
 
 
人の心は精密機械の様に繊細で読めない部分も多い。
そして理論通りには動かない。
私の様に理論を学びマネジメント経験が豊富な人間でも「どう言えば、どんな役割をお願いすれば前向きに頑張ってくれるかな?」と日々悩みながら正解にたどり着いています。
 
だからこそ院長にはスタッフとの信頼関係構築に正面から向き合って欲しい。
苦手だからと距離を置いたりスタッフをコントロールしようとしていては組織力の強化に不可欠なスタッフマネジメントは成功しないのです。
 
 
 
 
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