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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の組織レベルを上げなければ未来は切り拓けない!  [2023年01月20日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
今、先生の医院にはどれだけの能力を持ったチームメンバーが揃っていますか?
例えば、
 
・プロジェクトを立ち上げた時にリーダーを任せられる存在。
・アクションプランをまとめて計画表を作成、実行管理できる存在。
・若いスタッフが悩んでいる時に励まし引き上げる存在。
・スタッフのモチベーションを上げてチームをまとめあげてくれる存在。
・学校の先生の様に、新卒スタッフの基礎教育をしてくれる存在。
・SL理論に基づいてスタッフの育成ができる存在。
・経営目標を確実に達成してくれる存在。
・コンセプチュアルスキルに長けていて俯瞰的に組織を見て対策ができる存在。
・院長が経営面で迷っている時に意見を言ってくれる存在。
・院長が苦手にしている分野を補佐してくれる存在。
 
等々、個人医院の規模からスタートすることが殆どである歯科医院の場合、組織を大きく強くするマネジメントのノウハウを院長が所有していない事が多い。
だから院長の権限を委譲できずに組織化が進まないのです。
 
 
そして緊急かつ重要なタスクと緊急かつ重要ではないタスクに時間を奪われ、未来を切り拓いていく取組みが出来ていないことが多い。
第二象限に時間を使って来なかったことで院長はトップダウンリーダーシップを続けざるを得なくなり、様々な問題を一人で抱えるしかなくなるのです。
 
 
 
院長には、売上を直接生む時間を減らせば売上が落ちるのではないか?という不安がある。
だから、いつまで経っても第二象限にかける時間を生み出せないのです。
 
 
しかし、今の組織力のまま医院が大きくなった場合にその規模の経営を支える収益をメンバーの成長によって生み出せるのかと言えば答えはノー。
例えばスポーツ選手が基礎トレーニングや応用トレーニングを怠っていて競技のタイムが伸びていくのかということと同じなのです。
 
 
 
メンバー個々の能力を高めたり組織力を高めることを怠ってきた院長とチームメンバーではこれから保険医療機関に立ちはだかる高い壁を乗り越えることが出来ません。
 
保険のう蝕治療ではそれなりの経営的成果を出せていたとしても、これから若者のう蝕治療ニーズが減り国民の中間所得層が貧困化していく時代では苦戦する。
変化している歯科医療ニーズに沿って患者に問題解決を提案して受け入れてもらうことが出来なければ経営的には苦しくなっていくのです。
 
 
例えば、
・歯周病患者への病気の説明と治療提案
・歯周病安定期治療についての説明と患者の同意
・口腔機能管理の必要性の説明と患者の同意
・健康な人へのビューティ&ヘルスケアプロモーションの提案と仕組化
 
などは、痛みや腫れなどの主訴によって治療の患者を集めてきた多くの歯科医院にとって参入のハードルが高い。
 
 
 
「学習ステージの5段階」において「無意識、無能」「意識、無能」の国民が多い状況において、問題を見える化して動機づけすることは歯科医療機関側に高いスキルがなければ実行できないのです。
 
医療保険制度と患者のう蝕治療ニーズによって支えられてきた歯科医院も、これからは次のステージに立てなければ経営的にジリ貧になっていきます。
 
そこそこの医院レベルと規模では壁は国が出す課題を乗り越えられないことは国の審議会でも出されていますので、国が示した次のステージでの課題を眺めながらどうするのかを院長として決断してくださいね。
 
 
 
 
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