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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院では患者がドンドン離脱しているって?  [2023年01月13日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
質問です。
・月の総患者数
(内訳)
健保(本人・家族)患者数、国保患者数、後期高齢者患者数、公費患者数
・一日平均患者数
・一人当たり実日数
・月の新患数
・月の再初診数
・月の紹介患者数
 
・予約確定率(希望患者に対し)
・自費治療相談予約確定率
 
のどこまで把握されていますか?
 
 
では、
・総キャンセル患者数/月
・無断キャンセル患者数/月
・ドクター毎の治療中断患者数/月
・歯科衛生士枠移行患者数/月
・歯科衛生士枠中断患者数/月
・次回予約未定患者数
・終了患者数
 
はいかがでしょうか?
 
 
多くの歯科医院ではどれ位の治療希望者がいて、実際にどれ位の患者のアポイントが確定して治療し、どれ位の患者が定期管理に移行して、どれだけの患者が治療終了(うち、×再初診率分を除く)または中断などで離脱したのかを把握できていません。
だから、ズーっと新たな患者を確保しなければならないのです。
 
もちろん、自動集計できないものはスタッフの負担が増えますので手集計を増やし過ぎるのはどうかと思いますが、バケツにどれだけの水が入ってどれだけの水がどの穴から出ていっているのかを知らねければ「入り-出」を最適化する為の対策を打てないのです。
 
 
 
これからの時代には本気で離脱患者を減らすことが必要で、マイナス1歳から墓場までの長期管理が必要になる。
 
理由は歯科医院にう蝕治療で来院する日本全体の患者数が減っているから。
現在でも60歳以上の来院患者の比率が高いことを考えれば10年後には加速度的に減っていくことが決まっているのです。
 
 
じゃあ、新たに獲得できる患者のパイが縮小しているのならば、
・離脱しないようにする
・地域のシェア率を高める
・新たな歯科医療需要の患者を獲得する
・健康と美容の分野に参入する
・治療単価を高める
・購入点数を増やす
 
などしかないと思うのです。
 
 
 
じゃあ、どんな年齢のどんな患者層にアプローチしていくのか?
アプローチする人たちのニーズを喚起できる治療コンテンツや医療サービスを所有しているのかが経営対策の決め手になるのです。
 
 
では、先生はどんな戦略でどんな領域を切り拓かれますか?
その領域は成長期前のブルーオーシャンでしょうか?それともそのままレッドオーシャンで闘い続けるのでしょうか?
 
考えてみてくださいね。
 
 
 
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