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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営に必要な患者数はいったい何人?  [2023年01月12日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営で一般的に言われるのはユニット1台当たりの売上が年間で2000万円を超えること。
保険診療中心でユニット3台であれば少なくとも年間6,000万円以上の売上が必要なのです。
自費の割合が多い医院であれば売上1億円を超えてきます。
 
 
最近では保険のう蝕治療患者で予約枠を埋めるより歯科衛生士の予約を入れた方が収益性が高くなっています(歯科衛生士生産性が高い場合)ので、歯周病の患者をどう動機づけて歯周基本治療に導き、SPTやP重防、検診などで定期管理に移行してもらうのかが重要になってきていることはご存じだと思います。
 
 
だから、「歯科医院経営に必要な患者数」といっても、それが「新患」「再診」「再初診」なのか?それとも「P重防」「SPT」「検診」「咬合育成」「歯列矯正」等の患者なのかを明確にし、どのエリアの患者をどれ位確保することが必要なのかの目標が必要なのです。
 
 
 
昨日も書きましたが経営の基本は「入りを増やして出を減らすこと」です。
定期管理などで抱えている患者が多ければアポが空いてもフリーの患者で枠を埋めることも可能です。
しかし新患や再初診患者が来院しても定期管理に移行する患者が少ないのならば、定期管理患者を増やし患者が流出しない為の対策をしなければ「穴が開いたバケツ」に水を注ぎこむことになるのです。
 
 
バケツの穴が小さく容量が足りないのならば大きなバケツに入れ替えられないかの検討が必要です。容量が少ないまま新患の確保に動いても機会損失を生むだけだからです。
 
だから、歯科医院経営に必要な患者数は医院の状況によって違うというのが正解です(というよりどのエリアに最大で何枠設定できるのかでお考えください)。
患者数が多くても赤字エリアで滞留する患者が多いのでは経営的にはプラスにはならないのです。
 
 
 
またトライアルモデルの事業なのかリピートモデルなのかでもどのエリアの患者を重視して増やすべきなのかが違います。
だから先生の医院ではどのエリアの患者をどれ位増やすことが経営的に必要なのか?そしてエリアごとの目標数を充足する為にどんな経営対策が必要なのか?をお考えください。
 
まずは2023年に各エリアごとに設定するべき枠数と各エリアの患者数が足りているのかを計算してみてくださいね。
 
 
 
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