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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が1月にやるべき経営課題とは?  [2023年01月11日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
経営計画検討会で今年の経営目標を定めたら、1月に院長がやるべきことは成果に繋げる為の種まきです。
一般的に経営対策には「短期」「中期」「長期」で成果が出せる対策があり、仕掛けが遅くなると成果を出す時期が遅くなるからです。
 
 
 
優先度が一番高いのは新患獲得の対策です。
新患が増えると「間口」を拡げることが出来ますので、定期管理患者を増やすことにも繋がるからです。
1月に広告効果を測定して改善し、ホームページの内容を充実させることでその効果は少しづつ表れる様になりますので出来るだけ1月中には対策を実施したいものです。
 
2番目は離脱患者対策。
「入り」を増やして「出」を減らすのは経営対策の基本ですのでしっかりチェックして頂きたいです。
 
 
 
次に今年に起こるだろうマンパワーの変化を確認しておく必要があります。
もし、今年の途中から育休中だった歯科衛生士が復帰する予定であれば、子育ての状況を見ながら無理をさせずに(子どもの病気などが考えられるから)どんな役割を担ってもらうのかを本人とも相談しながら考えておく必要があるのです。
 
経験の長いメンバーが診療に復帰することで実施できる対策の幅も拡がりますので、増えたマンパワーを作業にもっていかれることなく収益性のアップに繋げていただきたいです。
 
退職するメンバーがいるならその穴をどうやって埋めるのかを検討する必要があります。
ただ、その人がやっていた作業を誰にお願いするかだけではありませんので注意が必要です。
 
 
 
とにかく4月までには打てる対策をすべて打っておいて成果の出方を見ながら修正していかないと、今年の後半に安定して成果を出すことは出来ません。
 
 
また、経営的な成果を出すことが優先されてスタッフや勤務ドクターのベーシックスキルや歯科医療従事者マインドの育成を怠っていると、そのうち組織が高くジャンプすることが出来なくなりますので要注意です。
基礎的なことは地味で直接には収益に繋がらないことが多いのですが、基礎を軽視しては高い建物は建てられないのです。
 
そういう意味で2023年に組織力をどう向上させるのかも2024年改定を乗越える為に重要な視点であると思います。
 
 
数カ月から1年で成果を出せる対策、2年かけて落とし込む対策、3年かけて準備し大きく花開かせる対策など、中期経営計画に描かれた未来を実現する為に今年前半に取り組むべき課題はいっぱいあります。
そして診療を走らせながら対策をおこなうにはプランニングが欠かせません。
 
行き当たりばったりの対策では一貫性を保てませんし成果を出せませんので注意してくださいね。
 
 
 
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