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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長はGoogleマップを見ながら戦略を考えるべし  [2023年01月10日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私は戦国時代を描いた書籍やドラマが大好きで、この武将はどうしてこの戦略を取ったのだろうか?この陣地が必要な理由は何だろうかと考えたりします。
だから、経営相談のご依頼をいただいた時もGoogleマップを開けながら地域の経営環境について調べていく。
 
すると、医院の戦略面やマーケティングにおける弱点や強みが見つかるのです。
 
 
 
先生もGoogleマップを見ながら5年後10年後に開業されている地域がどうなっているのかを想像してみてください。
そして次に現在来院してくれている患者の顔を思い浮かべる。
 
すると、「高齢の〇〇さんはあと何年自力で来院できるだろうか?」とか「交差点の角にあるスーパーマーケットは経営不振で廃業するかもしれない」とか、「駅前のビルが建て替えになるとそこに歯科医院が入るかもしれない」とか色んなことが浮かんでくると思うのです。
地図を見ながら経営環境の変化について考えることで経営者としてこれから対策しなければならないことがボンヤリと見えてくると思うのです。
 
 
 
患者となる可能性がある地域住民には仕事や日常生活がありますので、平日の行動や休日の行動にはパターンがあります。
サラリーマンで電車通勤の場合には朝に勤務先まで移動しますし、働きながら子育てをしている場合には朝に保育所や親に子どもを預けて夕方に迎えに行くなどの行動をするのです。
仕事をしていない高齢者の買い物パターンと働いている人の買い物パターンは違いますし、車文化である地域と都市部の公共交通機関が発達している地域でも行動パターンは違ってくるのです。
 
 
 
現在、私が住む地域では鉄道会社が一定期間バス運賃を100円に値下げして利用客がどう変化するのかの社会実験をおこなっていますが、公共交通機関が今後どう変化していくのかも歯科医院の集患に影響する様になっていく。私はスーパーマーケットや大きなショッピングモールの経営状態を調べたりもしますが、万が一お店が閉店してしまうと人の流れが変わって歯科医院経営に多大な影響を及ぼしますので、地域を調べる上では結構重要な視点だと考えています。
 
 
 
先生が開業されている地域でも少しづつ地域や地域住民の生活に変化が起こっていると思います。
インフラが老朽化したり、医師不足で地域の基幹病院の診療科が閉じられたり公共交通機関の本数が減ったり、商店街やショッピングモールのお店が閉店したり、お年寄りで働く人が増えたり、少しづつ進む環境変化に「まだ、大丈夫」だと何も対策をしないでいると気づいた時には医院経営もジリ貧に追い込まれることになるのです。
 
 
 
タイミングを間違えずに経営者として必要な経営判断を下す。
その為にもぜひGoogleマップを見ながら地域環境を調べてみてくださいね。
 
 
 
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