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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長は医院の拡張余力について考えるべし  [2023年01月09日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
事業経営において危険なのは、経営者が売上を一定規模で安定させようと考えることだと私は考えています。
「もうこの辺りの経営状況でいいかな・・」と考えることは経営者が「目的・目標」と「モチベーション」を失うことだからです。
経営者がモチベーションを失うと売上の伸びが止まりその後は徐々に売上は低下し始めるのです。
 
 
だから、経営者であるならば「安定」を考えてはいけないのです。
 
では、先生の医院では「治療」と「定期管理」それぞれの予約枠を最大でどれ位拡張することが出来るでしょうか?
もちろん、ユニットと枠を回す勤務ドクターまたは歯科衛生士がなければ枠をあけることはできませんので、採用戦略も合わせて考えておく必要がある。
 
 
 
そして予約枠の拡大の限界をむかえる前には売上を増やしていく別の戦略を考える必要があります。
 
例えば、
・時間当たり患者数を増やす
・治療単価を上げる
・訪問歯科を始める
・分院展開や移転を考える
・増築が可能ならば増築を検討する
・ユニット外コンテンツを強化する
・教育事業など別事業を始める
 
などですが、戦略によっては経営資源を分散させることに繋がりますので十分な準備が必要なのです。
 
 
零細規模超効率化経営を選択された院長は拡張はしませんので経常利益率を高める為に何ができるのかを考え抜いてくださいね。
何もしなくてもコストが増えていく時代ですので収益性が高い治療コンテンツに経営資源を集中させ、高度な治療や診断機器などには手を出さないことが肝要です。
密着軸でかかりつけ患者との関係性を深めていく道を究めていただければと思います。
 
 
とにかく売上や利益を一定規模で安定させることを考えずに事業承継の時をむかえる。
でないと、親子間承継であっても第三者承継であっても誰も医院を引き継ぎたいとは思わないのです。
 
GOALするまでは攻めの姿勢を失わない。
零細規模歯科医院の超効率経営戦略以外の道を選ばれる院長以外は拡張余力について考えて手を打っていく事は重要だと思います。
 
先生はどうされますか?
 
 
 
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