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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が身につけるべき経営スキル 経営資源分析  [2022年12月09日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
先生の歯科医院をお店に例えた場合、
売れ筋商品は何でお店の売りは何でしょうか?
 
 
 
例えば、
・ベテランの歯科衛生士が定期管理の患者とすぐに仲良くなって患者が離れない。
・大都市部の駅前の立地で矯正相談を希望する患者が多い。
・色んな歯科医院で治療しても不満を感じた患者が評判を聞いて来院する自由診療。
・難しいインプラント症例でも対応できる治療技術を院長が身につけていて紹介で患者が来院する。
・とにかく歯科衛生士の施術が患者が寝てしまう位に気持ち良い。
・カウンセラーが他の医院では出来ない位に寄り添ってくれて不安が解消したと言われる。
・医院が新しくて清潔で明るく、治療器具なども見えない様にしているので不安になりにくい。
・担当してくれる診療スタッフが決まっていて何でも聞くことができる。
・多くの症例に対応できる総合歯科医院で、三次医療との連携もできている。
・居宅の訪問歯科にも取りくんでいて、多職種や地域行政、ケアマネさんからの信頼が厚いので患者の紹介も多い。
 
 
など、地域住民や地域の多職種が困った時に先生の医院に解決をお願いしたいと感じる根拠がなければ地域の信頼は得られないのです。
 
 
 
 
経営資源はすでに所有しているものとこれから手に入れていくものがあります。
例えば「専門医」の認定には地道な取り組みが必要で簡単ではありませんが、これからの時代には取得を目指さないと厳しくなる。
 
 
では、
どんな専門医資格を目指すのか?
専門医資格を得る為のルートは確保できるのか?
院長は年齢的に難しいなら勤務ドクターに取得してもらうのか?
その勤務ドクターは開業してしまわないか?
それとも定期的に専門医に来てもらって治療してもらうのか?
を決めて取組みを始めなければならない。
 
 
そして、その経営資源を手に入れることによって患者の健康と医院の収益に貢献できなければならないのです。
専門医資格は所有しているのに経営面では活かせていない院長も多いと思います。
 
 
 
 
また、スタッフも経営資源です。
スタッフがどんな得意技を持っているのかを院長が知らないことも結構あるのですが、せっかく持っている得意技を活かさなければ経営資源を有効活用できていないことになるのです。
 
例えばプレーヤーとしての能力が高い歯科衛生士がチーフになった為に人間関係で悩んで実力を発揮できなくなったということも起こっています。
 
とにかく医院にどんな経営資源があるのか?
これからどんな経営資源を手に入れる必要があるのか?
現在所有している経営資源を最大限に活かすにはどうすれば良いのか?
を院長は考えていないといけないのです。
 
 
経営資源は所有していても使いこなせなければ誰も幸せにすることは出来ません。
成功している歯科医院の院長は経営資源を強化することも使うことも上手ですが、上手くいかない歯科医院の院長は経営資源を上手く使えない。
 
だから、まずは先生の医院にどんな宝物が眠っていてどう活かせば良いのかを考えてみてくださいね。
 
 
 
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