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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が身につけるべき経営スキル 経営計画立案力  [2022年12月10日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私がスタッフ教育でも経営計画達成でも不可欠だと考えているのは「現在地」「目的地」「差→計画→アクションプラン→PDCA」までを必ず用意することです。
 
「目的地」にたどり着くには、理念の一部であるビジョンから具体化した「目標(経営計画)」が必要になりますし、「現在地」が分からなければ「差」が出せませんので取り組むべき課題が見つけられないのです。
 
 
 
しかし、経営計画を作成しておられる院長は1割にも満たないと感じています。
そして経営計画を作成しても目標数値達成の根拠がない為に目標を達成できない。
 
例えば定量的な目標を立てた場合、歯科衛生士ユニット一台あたりの現在の月の生産性が〇〇〇万円で、育休から1人復帰したスタッフがフルタイムで働けるというので、次年度は歯科衛生士枠が一列増えて年間〇〇〇〇万円を見込めると言うように根拠がなければならないのです。
 
 
 
 
経営計画における定性的な目標も出来れば定量的な目標に置き換えて設定します。
例えば勤務ドクター枠の患者満足度は「離脱患者率」と「紹介患者数」「コンサル実施率」で測定するなど、誰が見ても分かるようにしなければ達成できたのかが判断できないのです。
 
 
大きな歯科医院の院長は当たり前のように作成されている経営計画。
それは院長とチームメンバーが理想を実現していくうえで欠かせないものです。
 
作成できていない医院のスタッフは院長が何を理想としていつまでに何を目指すのかが分かりませんので、唐突に院長から出される新たな仕組みの提案に困惑して不信感を抱いてしまうのです。
 
 
人間は未来が明確に示されていてその未来が輝いているほど目標達成へのモチベーションが上がりますが、未来が示されずに変化が大きい環境にいると不安になるのです。
 
だから経営計画を作成されていないのならば来期は必ず作成して皆で行動に移してくださいね。
 
 
 
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