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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が身につけるべき経営スキル  院長のタイプと経営結果  [2022年12月22日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
例えば先生の医院に困難な問題が発生したら先生はどう感じるでしょうか?
 
「よし、ビジョンの達成の為に何としても困難を乗り超えてやろう」と感じるのか、それとも「え~っ、どうしたらいいの・・・」「何で当院にばかり問題が・・・」と重い気分になるのかどちらでしょうか?
 
人間には、困難が発生するのは運命であり自分の力では変えられないと捉える「ポーン型」のタイプと、困難な事があっても自分の選択と行動しだいでは解決していけると捉える「オリジン型」のタイプの人間がいると言われています。
 
 
当然、経営者はオリジン型でなければ上手くいかない。経営が上手くいかない院長にはポーン型の院長が多いと感じるのです。
もちろん、オリジン型の院長も困難が大きければ一旦は落ち込むのは共通しますが切り替えが早くポーン型の院長のようにずっと引きずることはないのです。
 
 
 
このことはスタッフも患者も同じです。
オリジン型のスタッフは失敗しながらも自力で正解にたどり着きますが、ポーン型のスタッフは失敗すると他責にしたり自己否定したりしてそこから動かなくなってしまうのです。
 
 
オリジン型の人間から見れば「失敗すればやり方を変えれば良いのに」とか「そんなに難しいことではないから言われた通りにやれば良いのに」と感じるのですが、ポーン型の人は逆流に逆らって前に進むことが出来ませんので言われた通りにはできないのです。
 
 
 
そんなポーン型の人が院長になってしまうと苦労が絶えません。
経営セミナーに参加して学んだことを実行しようとはするのですが少し上手くいかないと諦めますし、「優秀なスタッフに恵まれていない」「経営環境が悪い」と他責にしてしまう。
他責にしなくても「自分には経営の能力が無い」と出来ない自分を固定化してしまうのです。
 
そしてすべては前から決まっていることであり自分では変えられないと嘆くのです。
 
 
 
人の成長も組織の成長も、そして経営も、失敗を減らしながら成功にたどり着く方法はあっても失敗をしないで成功することは難しい。
失敗すると確かに凹みますが、そこから一歩を踏み出せるかで医院も個人も未来が決まるのです。
 
 
世界的な規模で起こっている事や天災など、変えることが困難なことはポジションを変えたり捉え方を変えることによって対処する。
そして歯科医院で発生する問題は解決可能だと捉えてスタッフと一緒に解決に取組む必要があるのです。
 
 
 
日本の歯科医療にこれから起こっていく経営環境の変化は決して乗り越えられない壁ではありません。
ただ、これからの5年に予想される経営環境の変化は少しハードなので、プライベートを少し犠牲にしてでも歯科医院経営に注力した方が良いと思います。
 
岸田政権の増税ラッシュを見ていても2024年に向かう経営環境の変化は生半可なことでは対応できないと感じるからです。
 
 
 
歯科医院経営もチーム作りも成功するには上手くいく方法を学びながらビジョンを明確にしアクションプランを実行し続けるしかない。
 
・先を見て
・環境を分析し
・戦略を立て
・中期経営計画とアクションプランを作成し
・日常に落とし込んで改善を続け
・経営的な結果に結びつける
 
のサイクルを回わすスキルを持たない院長はオリジン型、ポーン型どちらの院長も経営的に行き詰っていくのです。
 
 
不安で先が見えにくい時代であるからこそ活路を開く戦略と行動が不可欠になる。
 
そう感じています。
 
 
 
 
 
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