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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が身につけるべき経営スキル  経営指標  [2022年12月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
院長に必要な経営スキルのもう一つは「有効な経営指標の設定→数値測定→対策」です。
 
例えば、
・予約枠が埋まりにくくなってきた
・患者が来ている割に売上が上がらない
・歯周病の所見がある患者のSPT移行率が向上しない
・勤務ドクターや歯科衛生士の生産性(月の売上)が上がらない
・広告費をかけている割に新患が来ない
・ネットの口コミに低評価のコメントが増えてきた
・順調だった売上の伸びが止まってきた
 
などは変化を測定するセンサーを設置・測定していないと原因を見つけて対策をすることは出来ません。
 
しかし、歯科医院経営にとって本当に必要な数値の測定はレセコンや経営分析ソフトではできないことが多く、センサーを設置している医院の多くは手集計をしてるのです。
 
 
 
また、計測する数値は単月だけで見るだけでは意味がない。
地道に継続して3年4年とデータを蓄積していると数値の変化に気づき変化が出始めたタイミングで対策をすることが出来るのですが、せっかく手集計しているのにセンサーの役割を果たしていない経営資料を経営相談で見ると「もったいないなぁ」と感じるのです
 
 
 
次に数値を測定して変化があればどういう対策をすれば改善することが出来るのかを知っていることが必要です。
多くの院長は財務諸表を見ても経営の数値を見ても、そこから問題点を発見することが出来ませんし対策方法が分からない。
 
 
 
例えば、私のホームページでアクセスが多い「キャンセル対策」のページ。
それだけ院長が予約キャンセルに困っておられるという証でもあるのですが、じゃあどうすれば予約キャンセルが減るのかを院長が知っているのかが大切なのです。
 
一般的には「カウンセリング時にキャンセルポリシーをしっかり説明しできるだけキャンセルしない様に話す」「張り紙をする」「連絡なしキャンセル〇回で予約診療では診ない」などでしょう。しかしこの取り組みよって一程度の成果はあるでしょうが、これだけではイタチごっこでしかないのです。
 
昔は平均で10%程度と言われたキャンセル率は最近では10%を切るのが標準レベルなので、ぜひ、10%を切るレベルを目指してくださいね。
 
 
 
 
医院を大きくできる院長ほど経営指標の活用がお上手だと感じています。
そして多くの院長が歯科医院経営に不可欠な経営指標の「設定→測定→分析→対策」の仕組みが作れていない。
 
 
 
今まではデーターを細かく分析しなくても院長の勘で何とかやってこれた。
そして数値を測定する作業は面倒でスタッフの評判も悪く院長も苦手にされている・・・。
 
だから経営数値の測定と対策を重要だと考えてこなかったのだと思います。
 
 
もう、院長の勘だけで歯科医院を経営できる時代ではないのですが・・・
 
 
 
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