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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のスタッフマネジメントを改善するヒント  まとめ  [2022年12月05日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院のスタッフマネジメントを成功させるのに必要なのは院長が掲げた理想に共感するスタッフと一緒に実践を続け、上手くいかない時期があっても決して諦めないということです。
 
 
まず、院長が歯科医療における理想を言語化して理想の実現に全力で取り組んでいることが最低条件なのです。
 
そして院長の言行を一致させること。
院長が口では良いことを言っていても実際の行動が違っていたらスタッフの気持ちは一気に冷めてしまうからです。
 
院長はご自分の言行が一致していないことを気づいていない場合が多いのですが、スタッフは院長の言行不一致をよく見ていますので気をつけてくださいね。
 
時間をかけてスタッフと信頼関係を築いて「院長の言っておられることは大切なこと」「私はこのチームに必要とされている」「院長が理想を実現するために一番努力をされている」「もっと自分が成長しなければ」とスタッフが感じる状態を築き上げなければならないのです。スタッフと話していて「院長の日頃の姿勢を尊敬できるのか?」がスタッフマネジメント成功の根幹だと感じるのです。
 
 
 
 
次に気をつける必要があるのが理想に向かって頑張ろうとするスタッフのやる気をそぐ発言をしないということです。
例えば患者のセルフケアが上手くいかない時に担当の歯科衛生士がTBIの時間を予約で取ろうとすると「そんな事をする必要はない」と言う院長がいると聞いたことがあるのですが驚きました。
 
たぶん、その院長は目の前の点数しか見ていないのでしょうが、LTVで考えた場合には患者へのインストラクションを省いた方が収益が減ることに気づいていないのです。
 
 
 
とにかく、若い人のやる気をそいでしまう発言を無意識にしてしまう院長は多いと感じています。
そのうちやる気に溢れていたスタッフも指示されたことしかやらなくなっていくのでしょうが、そうしてしまった犯人が自分であることにも院長は気づかないのです。
 
 
 
スタッフマネジメントの王道はスタッフが院長の発言に共感して「私も一緒に頑張っていきたいし成長したい」と思う様に関わることです。
そしてスタッフが大切だと考えている成長の芽を見つけて背中を押しながら育て続けること。
 
 
院長が「自分の思い通りにスタッフを動かしたい」と考えて権限を独り占めしている間はスタッフマネジメントは上手くいきませんが、院長がスタッフを信頼して任せたら口出ししないということが出来るようになって組織づくりは進みだすのです。
 
 
 
比較的大きな歯科医院で権限の委譲による組織づくりが上手くできない院長は仕事量が飛躍的に増えていきます。
そして院長が病気で長期に休むことがあれば指示をする人間がいなくなって医院が回らなくなっていく。
 
指示待ち人間を作るのも院長ですし、スタッフがやる気になるのもやる気を失うのも院長のマネジメントにかかっている。
 
 
 
さて、今日の朝はスタッフにどんな言葉をかけて勇気づけをし、理想の一日への一歩を踏み出されますか?
朝からダメ出しをしてスタッフのやる気を奪っていませんか?
昨日より1%成長する為の学びと実践の時間が確保され本日の予定に入っているのでしょうか?
 
 
朝の時点で院長や幹部スタッフに一日のプランがなければ昨日と同じ様な今日を過ごすことになりチームもスタッフ個々人も成長できません。
 
まずは院長が意識を変え、発言を変え、取組みを変えることなしには何も変わらないのです。
 
 
 
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