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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の収益性を改善するヒント 在庫の適正管理  [2022年11月03日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
これからの時期、材料店から年末の歯科材料安売りセールが企画されるでしょう。
私が30年いました開業医団体も事業協同組合として医療機器や材料、医薬品も扱っていましたので裏事情も詳しいのですが、とにかく販売側としては実績を上げたい為に「まとめ買いをすれば安くなる」という販売手法を取ってくるのです。
 
材料店が実績を上げたい理由は〇〇との契約内容によることが多いのですが(詳しくは控えます)、とにかく「まとめる=安くなる=今だけ」という消費者心理に働きかけてくるのです。
 
 
しかし、安いからと材料などをまとめ買いすることを私はお勧めしていません。
理由は税金が増える可能性があるから、そして適正在庫の時と比べて材料などの消費量が増えるからです。
 
 
また、デンタルショーで院長が衝動買いした材料を使わないまま使用期限が切れたなんて経験はありませんか?
前の材料の在庫が沢山あるのに、院長が新発売の材料を発注したというケースもあるようです。
 
目の前の安さに反応して買っても結果的に得をしているとは限りません。
だから適正在庫で管理することが必要なのです。
 
 
診療に影響するくらい在庫量を減らす必要はありませんが、使用用途が同じの材料や薬剤が複数あって在庫も多い歯科医院は収益性が悪い。
なぜなら管理が出来ない歯科医院は在庫以外の管理も苦手にしている場合が多いからです。
 
 
ほらほら、材料の値上げの予告をされてまとめ買いをしようとしていませんか?
それって本当に得しているのか?どれ位なら買っても良いのかについて考えてみてくださいね。
 
 
 
 
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