おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院のスタッフにも色々な個性がありますが、たまに自分が正しいと思ったことはドンドン進めてしまう人がいます。
そんなスタッフは行動が早いのですが協調して進めることが苦手であることが多く、他のスタッフからクレームが入って院長から叱られることも多いのです。
では、先生はこういうスタッフがいたらどう扱われるでしょうか?
自分だけの意見で進めずに周りと協調しながら進める様に注意されますか?
私ならミッション、ビジョン、共有価値と行動規準を遵守することの大切さは教えながらも行動は抑制しません。
何故なら「〇〇するべき」で縛ってしまうとそのスタッフの才能が活かせないからです。
組織が発展していくのには「課題達成力」と「集団維持力」を最大化することが必要なのですが、そのスタッフは「課題達成力」が高い。
そしてチームメンバーで先頭に立って引っ張れる人材は最大でも20%程度ですので、その能力を活かさない手はないのです。
院長が突っ走るスタッフをどれ位許容できるかが院長の器の大きさです。
間違った方向に走らない様にファシリテートしながら頭を押さえつけ過ぎないことが大切なのです。
でも、実際には勝手にされると怒ってしまう院長が多いんですよね。
私は間違ったことをしていなければ良いと思うのですが、チームをコントロールしたいという考えが院長に残っていれば指示を仰がないことで自尊感情が傷つくようです。
先生はいかがでしょうか?
周りとの協調が苦手ではあるが決断力、行動力に優れ結果を出すことができるスタッフをどう扱っておられますか?
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:00