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◆歯科医院経営ブログ

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こんな歯科医院は患者から敬遠されるって?  [2022年10月04日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が開業医団体時代に経営相談を受けた時、医院の周辺を歩く人に「この辺りならどこの歯科医院がお勧めですか?」「その理由は何ですが?」「〇〇歯科医院についてどう思いますか?」と聞いたことがあることを過去に書きました。
 
その時にインタビューした人が言われたことの共通点は
 
・院長の治療が丁寧
・院長もスタッフも優しい
・ちゃんと説明してくれる
・長年通っているから
・医院内が清潔でキレイ
 
でした。
 
聞いた人にもよるでしょうが、意外に「治療技術が高いから」というという理由は出てこないという印象でした。
 
それは当然で、患者では「痛い」「粗い」「優しい」「怖い」などは感じたとしても「技術が高い」かどうかを検証することは難しい。
患者アンケートを取ると出てくる「治療技術が高い」は「治療技術が高そうだ(評判)」であり、本当にそうなのかは分からないのです。
 
 
 
 
したがって、患者は院内で自分が大切に扱われるのかを見ます。
 
そして患者に敬遠される医院って共通しているのです。
 
 
・患者の「痛み」「不安」に配慮しない医院
・カウンセリングで患者の主訴だけでなく要望を丁寧に聴くことをせずにチェアサイドでドクターが「どうされましたか?」と聞くだけの医院。
・診断結果と治療方針を患者に丁寧に説明して治療の選択肢を提案せずに診断結果を簡単に伝えたらすぐに保険で治療してしまう医院。
・治療の度にドクターが違う医院。
・スタッフの退職が多い医院
・患者の目の前でスタッフを叱る院長や私語が多い医院。
・治療器具が患者に見えるところに雑然と並べられている医院。
・スピットン周りなどが汚れていたりドクターやスタッフのユニフォームが汚れている医院。
 
書き出すと終わらない位出てきます。
 
 
 
院長とスタッフとの関係性が良くない場合も患者に伝わりますし、院長やスタッフのその日の機嫌の良し悪しも伝わる。
歯科医療のプロなのにプロとしての心構えや対応ができていないと患者から敬遠されるのです。
 
 
〇〇歯科医院のメンバーとしてどうあるべきか?
スタッフには求めるが院長はやらないという医院も多い気がします。
 
しかし、院長の器の大きさと姿勢の範囲内でしか歯科医院は発展しない!
 
医院の現状は院長の写し鏡なのです。
 
 
 
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