おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
このブログをお読みの方が現在の状況に不満を持っていても満足していても、天災や戦争、病気等を除いて人は自分が選んだ通りの人生を歩んでいる。
私が長年学んできた先人の言葉や人生での経験からそう感じるのです。
長い人生の中には親や学校などに保護されている期間と、成人して自分で人生を切り開いていく期間があり、最後は家族に見守られて人生を終える。
最近は「親ガチャ」なんて言葉も使われていますが、何か悲しい気持ちになります。
確かに親の経済力や容姿によってハンデがある面は否定できません。
だから、国も教育格差が経済格差にならないようにやっと重い腰を上げだしている。
しかし、経済力のある親を持つ子どもが必ずしも幸せな人生を送る訳でもなく、生活が苦しい環境で生まれ育った子どもがすべて不幸になる訳でもない。
すべては置かれている環境を受入れてそこから理想を目指すのかどうかで決まるのです。
それを決定するのが「人生に必ず訪れる選択」でどちらを選ぶのかなのです。
つまり、上手くいくかどうかは
「頭(能力)を使う」のか「体力(時間)を使う」のか?
「仲間と一緒にやる」のか「一人でやる」のか?
「困難な道」を選ぶのか「楽な道」を選ぶのか?
「諦める」のか「諦めない」のか?
などの選択によって決まるのです。
例えば臨床面は得意で磨いていけるけれど経営面は苦手という院長の場合、
無意識に、
①経営の現実から逃げて小手先のこと以外は何もしない
②自分で勉強して経営のスキルも磨く
③経営の専門家にサポートを依頼する
などの選択をおこなっており、どの選択肢を先生が選ぶのかで未来は変わるのです。
割合としては①の「小手先のこと以外は何もしない」を無意識的に選ぶ院長が圧倒的です。
理由は「心理的ホメオスタシス(恒常性)」が働き、コンフォートゾーンから出るのを脳が邪魔をするからなのです。
経営環境や歯科医療需要が変化していく中で「変わらない」という選択はダーウィンの進化論からみても淘汰される存在となる。
ただ、このブログ記事を読んで一瞬は心が動いたとしても、人間の「心の恒常性を保つ機能」は強力なので、1時間後には日常に戻ってしまうのです。
だから、残念ですがこの記事を読んだ人の98%は自分を変える為の行動を取らない(でも2%の人は行動してくれる)。
「選択」することによって未来を変える権利は多くの人が所有している。
だからあとは環境や他人のせいにせずに自分で未来を切り開いていく為の「選択」と「行動」を自分で継続していけるのかしかない。
未来を決めるのはそれを選択した本人なのです。
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:その他
Posted at 05:00