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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長は患者とスタッフとご自分の未来を守る資金をどうやって準備するのか?  [2022年09月01日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院のお金の流れを簡単に書けば、
 
売上-変動費固定費=利益-税金-医院借入金返済-(医院修繕積立金)-(未来投資積立金)ー(ライフプラン用積立金)-(住宅等修繕積立金)=院長報酬-税金-社会保険料等=院長が使って良いお金
 
となります(個人経営の場合)。
 
医療法人の場合には、院長は役員報酬から必要な資金を準備する必要がありますし医院は経費を差し引いていくらの利益を積み上げるのかも経営計画に入れなければならないのです。
 
 
 
では質問です、先生個人が毎月実際に使われているお金はいくらでしょうか?
そして、青色の部分の資金を確保する為にはいくらの売上(法人は役員報酬)が必要でしょうか?
 
その売上計画で勤務ドクターやスタッフの賃上げを実現して雇用環境を改善できますか?
 
 
 
実際には、「変動費」「固定費」「税金」「医院借入金返済」は支払っているけれど、「医院修繕積立金」以降については十分な準備が出来ずに「院長が使って良いお金」が計算されていることが多いのではないでしょうか?
 
しかし、十分に準備されていない資金こそが「医院の未来」と「ご家族の未来」を切り開く為に確保されなければならないのです。
 
 
 
これから個人の税金や社会保険料の負担が増え、事業主の負担も増え、物価の上昇などによってお金の価値が目減りしていく。
そんな中で提供する歯科医療の質を高め続け地域の方々の健康を守り続けていくには、「お金の管理」から院長が逃げてはいけないのです。
 
 
 
お金は「目的」ではなく単なる「手段」なので有効に使わなければ価値を生まない。
しかし、その「手段」を手に入れ有効に使わなければ「目的」を達成できない可能性が高いのです。
 
 
医院の理念とビジョンを明確化し、それを達成していく為に必要不可欠な「お金の管理」を強化していく。
 
でなければ先生の理想は空想で終わってしまうのです。
 
 
 
 
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