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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長は改善プロジェクトにどれ位の時間を投資できるのか?  [2022年08月18日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
Googleでは社員が働く時間の20%を業務の改善や新たな付加価値(イノベーション)を生み出すプロジェクトにあてるよう奨励しています。
 
だから残りの80%の時間で経営的成果を出さなくてはいけません。
 
 
一方、歯科医院、特に規模の小さな歯科医院では95~99%に治療枠が割り当てられている感じでしょうか。
保険治療の採算性が低下していますので診療時間内で収益を上げていく為には効率化するという発想になり易いのです。
 
 
残念ながら保険診療においては「効率化」は避けられない時代になってきています。
しかし、それは効率化する為に治療に必要なことを省いたり質を落としても良いということではないのです。
 
 
そこを勘違いされている院長が多いと感じています。
これから縮小していく保険診療において効率化だけの戦略を取れば、選択できる戦術がなくなっていき経営的に追いつめられるのです。
 
 
院長に必要な視点は、
・保険診療の質を落とさずに生産性を上げる
・自費診療の質を高めて地域的優位をつくり値上げをしていく
・長期管理型経営でLTVを高めていく
・段階的にう蝕治療型から脱出していく
・生産性と収益性を高め地域的に優位な労働環境を築く
・競争ではなく連携で生き残る
・歯科大の学生や歯科衛生士学校の学生が憧れる臨床の現場を作る
 
なのです。
 
 
その点から考えても医院のレベルを上げていく為の時間を確保するのかしないのかは、成否を分ける大きな要素となるのです。
経営面での不安から院長が予約枠を増やして無駄なく埋めたいと考えられる心理はとてもよく理解できます。
 
 また、戦略的に全体を効率化していかないと生き残れない歯科医院もありますので20%をすべての歯科医院が生み出さなくてはいけないわけではない。
 
だから、ご自分の医院がどちらに向かうのかを考えながらどうすべきかをご判断いただきたいのです。
 
 
高付加価値で生き残るのか効率化で生き残るのか?
 
地域と院長によって答えは変わるでしょう。
 
 
さて、どちらの道に進まれますか?
 
 
 
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