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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営で失敗する院長を判断する5つの質問  [2022年07月30日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私は医療機関に関わってきた39年間の経験から、どうやれば歯科医院経営で上手くいくのか?どんな院長が失敗するのかをこの経営ブログで書いてきました。
 
歯科医院経営で失敗するのも成功するのも一定の法則があるのです。
 
 
 
 
例えば歯科医院経営で失敗する院長の特徴としては、
 
・治療技術を学んでも臨床に落とし込まない
・経営セミナーで学んだやり方を素直に実行しないし行動のスピードが遅い
・歯科医院経営、人間力の向上について学んでいない
・少し失敗すると院長が諦めてしまう
・理想を語っているが行動が伴わない
・選択と集中ができない
・必要な時に必要な投資ができない
・スタッフに言っていることがコロコロ変わる
・出入りの事業者に理不尽な扱いをする
・自分のミスに寛容で他人のミスに厳しい
・上手くいかない時に周りの意見を取り入れない
・スタッフとの良好な関係をつくれない
・愚痴ばかりを言う院長と付き合っている
・いつもイライラしている
・院長の思う通りにスタッフが動くのが理想のチームだと勘違いしている
・グレーなことをスタッフに求める
・三方よしではない
・お金の話しかしない(スタッフ談)
・院長は努力せずにスタッフに努力を求める
 
などがあります(成功するには逆をやる)。
 
 
まず、失敗する院長を判断する1つ目の質問としては上記の質問です。このうち3つ以上に該当する方は躓く可能性が高いと考えます。
まあ、自分の言動を俯瞰的に評価するのは難しいですが一度自己評価をしてみてください。
 
 
 
 
では2つ目の質問です。
先生は歯科医療についてどれ位の熱量を持って取り組んでおられますか?その熱量を現役の間キープできますか?
 
志に共感したメンバーと大海原に漕ぎ出した船長は常にメンバーを理想に向かって動機づける必要があります。経営的に危険になるのは院長の目的に向かうモチベーションが低下した時ですので、ご自身の熱量をつねに測ってキープしておく必要があるのです。
 
 
 
 
3つ目の質問
先生はご自身で経営について学んでおられるか経営をサポートしてくれる人は存在しますか?(会計事務所以外で)
 
資本主義社会で事業をおこなう以上、公的医療を担う存在であっても経済の法則の影響下に置かれます。したがって歯科医療における理想を達成する為には経営面も強化しなければならないのです。
 
 
 
 
4つ目の質問
先生は「教育」と「チーミング」の仕組みを院内に確立する為の努力を続けておられますか?
 
やはり、歯科医院経営の原点は臨床レベルの向上とチームづくりです。地域の信頼を得る為には原点である臨床に関する技術や知識を高めチーミングをおこないながらオペレーションの質を高めていくことしかない。
なのに、それらを高めていく仕組みが存在しない医院も結構ある。しかし、それらの仕組みを構築する努力をしないから先生の船の推進力が落ちて成果を出せなくなるのです。
 
 
 
 
5つ目の質問
先生の医院には患者が必要な治療を受ける様に導く「診断⇒治療計画立案⇒治療説明」「カウンセリング」や「コンサル」の仕組みはありますか?
 
患者が治療の途中で離脱したり定期管理に移行して継続来院しない原因の一つに「再評価や動機づけの仕組みが雑」だという事があります。
歯科医院の診療を見学すると患者の表情や反応を見ずに勤務ドクターがパノラマなどを見ながら治療説明する場面をよく見ます。そして、その時の患者の表情を観察すると頭に「?」が浮かんでいるのです。
 
経営が上手くいかない医院では「いま目の前にいる患者」より「次に案内するべき患者」がスタッフの頭の中を占めており、効率だけで質が伴っていないのです。
 
 
さて自己診断はいかがだったでしょうか?
 
 
 
 
上記の問題を解決するのには長年に渡って改善を続ける努力が必要です。そしてゴールはないのです。
 
歯科医院経営で成功される院長ほど苦しくても日常的な改善を繰り返して質を高めようとされている。
やはり成功する為にはアスリートの様に「理想」を明確にして試行錯誤しながら理想に向かう努力を続けるしかないのです。
 
 
 
経営が上手くいく方法を説明することも頭で理解することも簡単です。
しかし、上手くいく方法を教わったとしても失敗する院長はやろうとしませんし躓くとすぐにやらなくなる。そして客観的に自分を見れませんので自分が失敗への道を歩んでいても気づかない。
 
だから私は経営コーチとして院長に寄り添うのです。
 
 
 
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