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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の分院展開で成功する院長と失敗する院長の違い  [2022年07月29日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
これから歯科医院の大型化と広域化が進むなかで、院長は「一つの医院を大きくする」のと「分院を展開する」選択で迷われると思います。
 
昔の分院展開はドミナント戦略的に地域シェアを取り経営資源を効率化される為の戦略でした。
 
しかし今の時代では中途半端な分院展開では経営の足かせになる・・・。私はそう考えているのです。
 
 
 
例えば昔は分院展開をしていても分院それぞれの規模も売上もそんなに高くはない(1億円以下)というケースもあったと思います。
 
しかし、今の時代は何年たっても売上1億円以下の分院では生産性を高められずに経営の足かせになる可能性があるのです。
 
 
 
 
また、分院展開も同じ行政地域に複数医院を展開するのと都道府県を跨いだ経営環境の良い場所(都市部の駅前など)に広域に医院を出す方法があります。
 
どちらでも成果には繋げられますが前者は医院を出している地域の経済的な発展の影響を色濃く受けますので場所選びが重要になります。例えば地域環境の変化によりドミナント戦略で有名なセブンイレブンでは閉店や移転も増えています。歯科医院のドミナント戦略もこれから同様に地域環境の変化の影響を受ける様になるのです。
 
 
都市部に出店する後者の場合には経営力のある院長が進出してきますので経営戦略が重要になる。
 
これからはグループ全体で何百人という歯科医院も増えてくるでしょう。
何故ならば大型化、広域化することによって採用面や財務面、マーケティングなどの優位性が確保できるからです。
 
 
 
まあ、分院展開することによるデメリットも多くありますので、一つの場所で大きくしていく戦略の方が院長によっては合うと思います。
 
 
 
 
問題なのは小規模から中規模の法人が小規模な分院を1~3件抱えている場合です。
分院展開のメリットを活かすのが難しいですし分院長の退職によって分院を閉めるということも起こっています。
 
 
分院を武器にするのかそれとも足かせになるのかは院長次第。
 
 
分院展開をやるのならば中途半端な規模や展開ではなく徹底的に攻め切る覚悟を持つことが必要なのです。
 
 
 
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