おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
先生の医院では業務改善やタスク管理はどうされているでしょうか?
例えば何かの改善プランを院内に落とし込もうとしても、
・学びをそのまま落とし込まずに、自分達の解釈を加えてしまう。
・やる人とやらない人が出てくる。
・新しく入ったメンバーに引き継がれていない場合がある。
・PDCAサイクルが回らない。
・グループウェアで共有したので読んでいない人が出てくる。
・習慣化する為の正しい手順を踏まないので定着せずにやらなくなる。
などが発生し定着しない場合が多い。
先生は院内で取り組む改善プロジェクトはどの様に進めておられるでしょうか?
誰が責任者として習慣化できるまで粘り強く取組みを進めるのでしょうか?
また、成果の計測はどの様に行われているでしょうか?
私はタスク管理はトヨタ方式をお勧めしていますが、先生や幹部スタッフはどの様にタスク管理をおこなっているのでしょうか?
改善活動を途切れさせずに医院文化にするまでには多くの壁が待ち構えています。
最終的にはスタッフ自らの手でOODAループやPDCAサイクルを回して対症療法的なアプローチではなく問題が発生しづらい組織体質にしていく必要があるのです。
どの様な組織形態にすれば問題の発生を未然に防ぐことができビジョン達成の為の課題を前に進めることができるのか?
そしてチームメンバーは院長に上げる前に問題を解決することが出来るのか?
攻めの姿勢で未来の課題を前倒しで達成するのか?それとも後回しにして発生する問題の解決に追われるのか?
実は組織づくりの仕方を見れば、これから発生するだろう問題はある程度予測することができます。
積み木を積んでいくのと同じで組織づくりには一定のルールがあるからです。
本題から少しズレますが、
院長のトップダウンで作り上げてきた組織
チームの成長度が低い段階で「任せる」アプローチを使ってしまった組織
報償や歩合制などの外発的動機で作り上げてきた組織
院長力でチームメンバーを惹きつけながら作り上げてきた組織
ワクワク楽しいをキーワードにして作り上げてきた組織
等々、
それぞれの組織づくりに長所と短所があり発生するだろう問題も予測できるのです。
先生の医院ではビジョン達成に近づく為の「課題」に取り組む時間と、発生する「問題」の解決に取り組む時間のどちらが多いでしょうか?もし、
問題解決に取り組む時間の方が多ければ頑張っても理想の組織には近づいていかない。
何故なら健康管理や増進に取り組まないメタボの人が病気治療だけを続けていても健康にはならないのと同じなのです。
さて、理想の組織に近づく為に先生はどんな方法を採用されますか?また進めるプロジェクトは何でしょうか?
そしてその取り組みは医院と患者の明るい未来を照らしていますか?
問題解決に追われている方は一度お考えくださいね。
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:業務改善
Posted at 05:00