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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長はチームの振り返りの時間を設けているか?  [2022年07月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が歯科医院に関わって39年。
 
その間に医療機関経営はどんどん厳しくなり経営を重視される院長も増えてきました。
 
経営の手法も様々ありますが王道はやはり医療としての質が保てているか?ということ。
 
「経営」だけで成立させるのは難しくはありませんが、歯科医療としての質を高めながら歯科医院経営としても成立させるには院長の経営力が問われるのです。
 
 
 
今までいろんな歯科医院を見学してきて感じるのは、ステージを上げられる歯科医院には日常診療の中に成長の為の仕組みがあるということです。
 
スキル面だけではなくメンバー間の連携や患者対応についても治療の前後で話し合った方がレベルは上がっていく。
 
例えばドクターが朝のカンファで午前の治療で考慮する点についてメンバーからの情報も含めて短時間で話し合い、午前診が終わった時に3~5分でメンバーによる振り返りをおこなった方がチームのレベルは上がっていくのです。
 
 
 
 
チームメンバーの休憩時間を確保することは大切ですが「学習する組織」は休憩時間にも自然と仕事の改善点についての話題が出てくることから言えば、院長は治療する前に「どう動けば患者が不安なく治療を受けられるか?」をメンバーに考えさせ、治療後には「改善するべき点は何か?」についてメンバーに考えさせる癖をつけさせなければならないのです。
 
それが日常診療の中で「PDCAサイクル」と「OODAループ」を回せるようになる為に不可欠なのです。
 
 
 
 
それも出来ない位アポイントが埋まっているのならば、人間で言えば食事もあまりとらず筋トレもせずに一日中走り続けていることと同じです。
 
OFFJTは大切ですが日常診療の中にこそレベルアップの為のヒントが眠っている。
 
なのに院長やチームメンバーが午前診が終わっると「やった~お昼だ」と散っていく様子に「もったいないなぁ」と感じるのです。
 
 
 
問題解決をしたりチームの目線を合わしたりする為の隙間が日常診療の中にあるかどうかはすぐに確認できます。
 
できていない医院は月1回~2回のミーティングで日常診療での問題点がたくさん出されるからです。
 
 
 
医院ごとに朝に出勤してからの流れが違いますので決まったパターンはありませんが、一日の流れの中に隙間がなく振り返りによる改善ができない医院には様々な問題が起こります。
 
 
 
さて、先生の医院では日常診療の中で改善や問題解決がされているでしょうか?それともミーティングまで解決されずに持ち越されているでしょうか?
 
改善や問題解決は権限を持つ人が出来るだけ現場に近い場所で早期におこなうことが原則です。ミーティングではそれを再周知させるだけであり、ミーティングで日常診療の課題について「どうしようか?」と話し合っていては駄目なのです。
 
 
さて、日常診療での改善や問題解決、どうされますか?
 
 
 
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