おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私は朝5時に起きて前日に書いたブログの内容をチェックします。
そして今日も管理者画面を開いてみると・・・
えっ、書いたブログ記事が消えている!
ということで今書いているので誤字脱字はご容赦を。
自費治療が出る医院と出ない医院って何が違うのか??
基本的には自費治療に関して院長がどう考えておられるのか。
院長が自費治療が患者にとって良いと考えておられるかだと思います。
なかには経営の為に自費を勧めるというスタンスの院長もいるけども医療としてどうなのと思ってしまう。
そんな医院ではスタッフは院長を尊敬していないし、長い組織運営のなかで必ず問題が発生するのでやはり人生はプラスマイナスが同量なのだと思う。
自費治療が出ない医院は、基本的に院長が自費治療を受けることが患者にとって最善だと思っていないことが一番の理由だと思います。
その背景には
・ご自身の診断と治療技術に自信が持てていない
・患者に金儲け主義だと思われたくない(お金に対するマイナスイメージ)
・患者を値踏みしている
・安く提供することが患者の為という考えがある
などがあります。
私が開業医団体に勤務していた時代には保険で最善の治療が受けられるように奮闘される院長のお話を沢山聞かせていただきました。
私は今でも保険で良い治療が受けられる日本社会を望んでいますが、保険と保険外の治療品質の差が拡大していく時代においては、患者の今と未来の健康にとって効果が高い治療法を迷うことなく勧められる歯科医院を作ることが必要だと考える様になりました。
「経営に必要⇒自費を勧める⇒売上があがる」
と考える院長も上手くいきません。
「患者に必要⇒効果が高い治療法を勧める⇒患者もTCも満足する⇒経営が安定する」
に図式を変えなくてはいけないのです。
ビジネスライクな院長は前者の考え方をするでしょうが、歯科医療としての質を上げながら経営を安定させるには後者の考え方でなければ上手くいかないのです。
院長のスタンスはいろいろあって良いと思います。
日本で提供できる最高品質の治療を目指されるのも
患者に徹底的に寄り添った自由診療を提供されるのも
経済的に厳しい患者に保険診療でできる最善の治療を提供されるのも
患者にとって効果が高い治療法を含めた選択肢を丁寧に説明し患者が選べるようにされるのも
良いと思います。
視点を変えれば正解は変わるし患者の要望から見ても正解は変わる。
でも患者のことを思って治療提案すれば患者に先生の良心が伝わると思うのです。
患者を健康にするために必要な治療技術を磨き、患者にとって効果が高い治療を提案するというスタンスに立てたら、
次に検査の仕方や治療説明やコンサルの質を磨けば良いと思うのです。
やはり自費ありき保険ありきではない。
先ずは先生のスタンスを明確にし自信をもってスタッフに言えるのかどうかだと思います。
頑張ってくださいね。
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00