おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院経営に関わらずどんな事業であっても、
・経営に必要な知識を学び
・成功の為に捨てるものを決めて1つのポイントに集中し
・理論の実践によって実学を積み上げ
・必要なチャレンジを欠かさず続け
・協力者をどれだけ集め
・周りの共感を得ることができるか
が成功の為には必要になります。
ビジネスの才覚がある人もそこに至るまでには苦労しながらノウハウを獲得してこられたし、「医療」は地道に積み上げるモデルなので苦労なしにはスタッフや患者から尊敬を集める存在にはなり得ない。
私は、「経営の成功は自分をどんな環境に置くのかで70%は決まる」と考えています。
例えば、周りの院長が技術的な研鑽を積んで臨床的にも経営的にもどんどん進化していく環境にいれば、自分も頑張らざるを得ない。
逆に、酒を吞みながら人のうわさ話や愚痴を言い合う仲間と一緒にいればそこから抜け出しにくくなるのです。
人は当たり前ですが「楽しいこと」「楽なこと」が好きで「苦しい」ことが嫌いです。
人の脳は安定を求めますので苦しいことを避けようとするのです。
しかし、苦しくても経営の成功に必要な課題から逃げている人は成長できないし歯科医院経営でも成功できる確率はかなり低くなってしまう。
人には自分の理想を実現する為に「楽しいこと」を封印して必死に努力を続けるべき時期があります。
しかし、ドーパミンが常に楽で楽しい方へ誘惑してきますので努力を続けられなくなり三日坊主になってしまいやすいのです。
自分を成功に導く為にするべき「苦労」は皆が分かっていても、自分をその通りに行動させ習慣になるように取り組むことが難しいのです。
そんな人の性質を理解した上で院長は自分を理想に向かわせる為にどんな対策を打ち出すのか?が問われるのです。
先生が掲げられる理想に先生自身がどれだけ動機づけられていますか?そしてその理想を実現する為にどの様な努力を続けておられますか?
先生が仲良くされている院長はアーリーアダプター院長ですか?それともレイトマジョリティ院長でしょうか?
まず、ご自身の理想を明確にしそれをすでに実現されている院長と交流研鑽できる環境に自分を置く。
学校の義務教育の様にやらなければいけない環境に自分を導くことが何よりも大切なのです。
院長が理想に向かって努力する姿勢を続けることが周りの共感を生む。
努力をせずに「理想」を語っている人ほど痛いものはありませんよね。
そんな人が天に人差し指を突き上げて、「この指とまれ」と叫んでも誰も集まってはこないのです。
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00