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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の設備投資で失敗する院長の特徴とは?  [2022年07月02日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院では医院の拡張性や院長の経営力によって、「設備投資」「コンサルの仕組み」など、必要な仕掛けの数や大きさが違います。
 
何故なら「仕掛けの大きさ=コスト」であり、コストに見合う収益を生み出す見込みがないのに仕掛けが大きいと経営的に失敗するからです。
 
 
 
 
 
であれば、ご自身がどれ位の規模の歯科医院を作れる器なのかを院長は知っていなければなりません。
 
その判断が一番求められるのが開業時でしょう。
 
 
ユニット台数はあっても予約枠を埋められない歯科医院もあれば、ユニット2台しか埋められないという予想で開業された女性院長の場合には半年も立たずに予約が満杯で入らなくなり、ユニットを増やせないのでどうすれば良いのかとご相談いただいたこともありました。
 
 
 
また、院長が稼ぎ出せる売上に見合わない設備を増やしていったために利益が出にくい経営体質になっている歯科医院もあります。
 
 
 
 
 
もちろん、大きな歯科医院が大きくなったのは大きな仕掛けに投資しても資金を回収して収益増に結びつけられる能力を院長が身につけておられるから。
投資すればしばらくは収益性が悪くなりますが、投資に見合う収益を出せる様になってくれば生産性は高まる。するとその収益でまた新たな収益モデルに投資するのです。
 
 
ただ、トレンドという訳が分からない言葉に騙されて、投資資金回収の見込みが立たないのに仕掛けを導入してしまう院長も多く、「〇〇先生が〇〇を導入されたらしい」とう噂を聞くと、「えっ、〇〇先生が〇〇を導入しても活かせないのに・・・」と思ってしまうのです。
 
 
 
 
 
歯科医院経営には明確なステージがあり、そのステージに見合う仕掛けが必要になります。
そして、ステージアップに合わせて仕掛けを導入していく事で仕掛けを活かすことが出来、収益面でも結果を出せるのです。
 
ハード面だけ見てソフト面で対応できるのかを見ておられない院長も多い。
仕掛けはソフト面の方が重要でそれを活かせる人が使って初めて成果を出せるのです。
 
 
設備投資やコンサルなどの仕掛けの導入で失敗する院長は戦略と導入時期が合っていない。
そのことを知らずに仕掛けを導入するのは、普通免許でF1の車を操作するのと同じです。
 
 
 
院長が憧れる仕掛けはそれを扱えるステージに到達したら導入する。
そしてそれを目標に臨床面と経営面で結果を出す為の努力を続けるのです。
 
 
 
憧れの仕掛けを導入し扱えるようになるまで日々研鑽を続ける。
 
とても大切だと思います。
 
 
 
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