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◆歯科医院経営ブログ

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新しい資本主義と歯科の院長の資産形成術  [2022年06月11日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
岸田政権がまとめた「骨太の方針」と「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」
 
当初の「所得倍増計画」を「資産所得倍増計画」に変更し、NISAやiDeCoを拡充した上で個人の金融資産2000兆円の約半分を占める預貯金を投資に回してもらい、経済の活性化に繋げたい考えです(賛否はここでは書きません)。
 
 
 
 
39年間も医療機関に関わってきますと投資好きの院長にも多く出会ってきました。
 
 
私は投資について否定的な考えではありませんが、リスクがあることを十分に理解しポートフォリオを最適化することが大切だと思っています。
 
何故なら、開業団体時代に経営ライフプラン相談を受けた院長は「どんな金融資産にどれ位入っていて運用実績はどうなっているのか?」を把握しておられない院長が多かったからです。生命保険でさえ保険証券がどこにあるのかが分からないという方も結構おられました。
 
しかし、これからの時代にはそんなドンブリ勘定では資産を守れないのです。
 
 
さらにご両親が金融商品に加入されている場合には相続が発生した時に問題が発生しますので、やはり投資をするならばちゃんと管理をしていくことが欠かせないのだと思います。
 
ご両親が所有される「不動産」も相続においては「負動産」となりやすいので注意が必要です。
 
 
 
 
専門家によるアドバイスを・・・と言いたいところですが、実は金融商品の専門家でも世界経済の変化を読み切れる人はほとんどいません。
不確定な要素が多い時代では予期せぬことが起こるからです。
 
 
投資ではトレードオフの関係が成立しますので「リターンが大きくリスクが小さい金融商品」は存在しない。
また、「動かせるお金が多い」「使える時間が長い」「情報量が多い」と投資は有利になることも事実です。
 
 
 
 
ならば、診療によって投資に使える時間が限られる院長はどんな投資を始めるべきなのでしょうか?
間違ってもジャンク債などには手を出すべきではありませんが、金融商品のリスク判定も院長の情報量が限られるなかでは難しい。
 
 
やはり、ポートフォリオ内でのリスクが大きい商品の割合を一定以下にして長期投資を中心とすることが必要だと思います。
また、資産防衛術から見ると国内の金融商品などだけでポートフォリオを構成するのも危険性が高まります。
 
 
 
 
投資にはリターンもリスクもあり、すべては自己責任です。
リスクを取らなければリターンは間違いなく少なくなる。
 
だからそれを理解できずに他人に任せる人は痛い目にあって「騙された」と言うのだと思います。
 
決めるのは先生しかいません。
誰も責任は取ってくれませんので・・・。
 
 
 
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