おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院だけでなくどんな経営であっても変動費や固定費が増えればその分だけ売上や利益が増えないと収益性が悪化する。
日本では景気の回復が十分でなく賃金が上がらない状態で物の値上げが相次いでいます。
スタグフレーションの可能性が高まっており、このままいけば今までと同じ売上ならコストアップにより収益が減ることになる。
保険医療は値上げが出来ないので事態は深刻なのです。
最低賃金が上がってきたことや歯科衛生士の採用コスト増によって人件費も膨らみつつありますので、これから必要な長期雇用を考えれば院長は人件費などの固定費が増えていったとしても対応できる収益構造を目指さなくてはいけないのです。
例えば、もしも将来に採用競争やスタグフレーションなどの影響で医院の人件費が今の1.5倍になったら・・・先生はその課題をどうやって解決されますか?
今の状況が続けば法定福利費などを含めた人件費が上昇していく事は間違いない。骨太の方針でも被用者保険のフリーランスや短時間労働者への拡大(全事業者への適用)の検討が入っていますしこれから事業主負担が増加することは避けられないのです。
保険診療の生産性をどれだけ高めることが可能ですか?
自費治療の価格はどこまで値上げすることが可能ですか?どれだけ患者の需要を引き出せますか?
新たな治療コンテンツはどれだけ地域シェアを取れますか?どれだけ医院の収益性を高めてくれますか?
物価上昇や人件費増など、コストが増えて診療報酬が上がらない時代。
あらゆる経営リスクを想定して院長が経営的に攻めることができるのかが重要になります。
先生はどうされますか?
私はクライアントの医院が2024年改定以降を乗り越えられるように毎日、必死に情報を集めて経営環境変化を読み、クライアントごとの戦略を考えています。
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00