おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
今日は珍しく歯科医院で働くスタッフや勤務ドクター向けに書きます。
歯科医院で働く人には大きく二つのタイプの人がいます。
一つ目のタイプは「時間で働き報酬を得ようとする人」。
そして二つ目のタイプは「自分が身につけたスキルで結果をだすことによって報酬を得ようとする人」です。
あなたはどちらのタイプでしょうか?
結論から言えば、これからの時代には「自分で身につけたスキルで結果をだして報酬を得る」タイプの人しか十分な報酬を得ることは出来なくなっていくと思います。
もちろん、事業主と雇用契約を結び拘束された時間内に指示された業務をおこなえば報酬はもらえます。
しかし、その業務でもらえる報酬はあなたの人生を未来にわたり支えるでしょうか?
いま、日本の労働市場では非正規雇用化(労働力の流動化)が進められ、一部の企業はジョブ型雇用に舵を切りだしています。
そんな中であなたが時間を拘束されることによって報酬を得ようと考えているなら、将来には今貰えている報酬さえもらえるのかが怪しいのです。
一方、自分で選んだ分野のスキルを地道に高め、医院から与えられた研修以外にも自分でお金を払ってスキルを身につけようとする人の未来は明るいでしょう。
全国のトップレベルの院長はコップが上向いている人材を求めているからです。
特に勤務歯科医師や歯科衛生士などの国家資格を持たれている方はどの医院に勤めるのかの選択に注意が必要です。
時間で働く人が集まる歯科医院はこれからの歯科医院の経営環境の変化で淘汰される可能性が高くなるからです。
労働環境を改善できライフイベントにも対応できて働き続けられる歯科医院は限られるのです。
自分のスキルを高め、院内で院長に求められる以上の成果を出せるよう心掛けること。
そして、与えられた学習だけでなく自分の時間とお金を使って自分のレベルを高め続けること。
最後に、「働きやすい労働環境」と「遣り甲斐」は自分たちで経営の成果を出して獲得するという姿勢でいること。
それしかあなたの未来を輝かせる方法はないのです。
※院長はそういった人材が集まる環境の医院を作ってくださいね。
テーマ:その他
Posted at 05:00