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◆歯科医院経営ブログ

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患者が歯科医院に通い続ける理由はあるのか?  [2022年04月04日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
長期管理の時代において患者が離脱することなく歯科医院に通い続ける理由をつくることが大切だと思います。
 
 
むし歯や歯周病がなく、80歳で28本の歯を残すことで口腔内だけではなく全身の健康を保つことに繋がるから・・・
 
というのは歯科医院側の主張であり、患者は提案には同意したとしても歯科医院と二人三脚で生涯つきあっていく上での動機づけにはなり得ないのです。
 
 
 
 
人間は長期的な目標には動機づけられにくく、目指したとしても途中で挫折しやすい。
 
だから、歯科医療従事者は患者の「要望」「困った」や「性格」までを理解し、短期的に動機づけながら中期的な目標を二人三脚で目指さなければならないのです。
 
 
 
 
患者を動機づけるのに欠かせないのが「再評価」の仕組みです。
 
 
患者は歯科医院に通っていても
 
①治療や施術によってどれ位状態が改善しているのか
②何を改善する必要が合ってどうやれば良いのか
③その改善にはどれ位の時間と費用がかかるのか
④通い続けることによってどんな良いことがおこるのか
⑤そもそも、どんな病気や理由で歯科医院に通っているのか
⑥本当に通わないといけないのか?
 
を知らないことが多く、自分の病気の治療が緊急かつ重要性が高いという認識を持てなければ行動の優先度を下げてしまいます。
 
 
それを「再評価」によって「現在地」「目的地」「改善点」「改善方法」を示しながら患者を健康に導く必要があるのです。
 
 
 
 
患者はそれ以外にも自分で歯科医院に通う理由を見つけます。
 
例えば、いつも愛想よく話しかけてくれるスタッフがいるだけで次回の予約日を楽しみにされますし、院長の人柄が気に入って通う人もいる。
 
 
成長ステージが高い人は「ちゃんと必要な健康管理ができる自分の実現」が動機となって定期管理に通いますし、子どもの頃から歯科医院での定期管理が習慣化されている人は大きくなっても通い続けるのです。
 
 
 
 
かかりつけ住民をマイナス1歳から生涯を終えるまで健康であるように寄り添うことはもちろん簡単なことではありません。
 
 
しかし、う蝕大発生時代に収束の目途をつけた歯科医療従事者が次に取り組むべきミッションは、「地域住民が健康を保つために歯科医院に通うことが文化となる日本社会を作ること」です。
 
そして、そのミッションに取り組む医院が経営的にも上手くいく時代がこれから訪れる。
 
そう実感するのです。
 
 
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