おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院経営を発展させ理想の歯科医療を実現していく為には、経営計画を立ててその目標数値を達成し続けることが必要です。
・理想の治療に必要な設備や診断機器
・歯科医療へのデジタル化への対応
・国が求める歯科医院像への到達
・人口減少が続いても地域から患者を集め続けられる医院の実現
・勤務ドクターに高い報酬を支払える医院づくり
・スタッフを長期雇用できる経営体力の実現
・採用に有利な医院規模と労働環境の実現
・新患に頼らずかかりつけ患者によって収益が確保できる医院づくり(長期管理型歯科医院)
・う蝕治療(特に保険治療)の依存度を下げた収益構造の実現
のどれをとっても経営力と組織力を高めないと実現しない。
経営に自信がない院長が中途半端に投資するのであれば規模の拡大を早々に諦め小規模歯科医院なりの輝き方を模索した方が良いのです。
では、先生が今年掲げられた目標はどれだけ実現したでしょうか?
医院の営業利益はどれだけ増え収益構造はどれだけ変化したのでしょうか?
どれだけのKPIを設定して達成できましたか?
実は経営を数値で管理出来ていない歯科医院が多く、経営計画もなければ総括・改善する機会もない場合が多い。
一般企業では当たり前の経営管理が出来ていない歯科医院は上記に掲げた項目をクリアすることは出来ません。
定量的な管理が出来ていないのならば先ずは「現状」を明らかにする為、様々な経営に関する管理数値を測定されることをお勧めします。
でないと、売上目標を掲げても達成は偶然でしかなくなるのです。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:16