おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私が様々な人と関わってきて感じるのは、
人は自分さえ必要だと感じれば何歳になっても変われるし成長できるということ。
偉大な経営者は自分を進化させる為の努力を怠らないし周りを信頼して仕事を任せることができる。
一方、自分を変えようとせずに相手を変えようとしたりコントロールし続ける人は壁にぶち当たり苦労していると思う。
院長にとって必要なのは歯科医師としての自分を進化させようとする姿勢だと思います。
技術職なので他のドクターから尊敬されるポイントは専門性、治療技術、診断力、治療計画立案力、治療説明力、患者への寄り添い力だし、スタッフもそこをよく見ていて信頼できるドクターなのかを判断しています(口には出しませんが・・・)。
努力を怠り自分の過去の財産で生きている人は信頼されないし、やはり自分を成長させて周りに貢献しようとする「姿勢」が人を惹きつけるのだと思う。
もちろん、自分を進化さえる旅は楽ではないし院長も人間なので心が折れそうな時もあると思います。
そんな時には、
誰の喜んだ顔が思い浮かぶのか?
仲間はいるか?誰と目指している理想なのか?
理想が実現した時のイメージは明確か?
自分の心を支えてくれる人はいるのか?
理想を目指す船には何人乗船しているのか?
で諦めるのか諦めないのかが決まる気がします。
自分の進化を心理面で支え続けてくれるのはお金ではないですし自分だけの理想でもない。
どうしても!何があっても仲間と一緒に課題を乗り越えながらたどり着きたい場所があるかだと思うのです。
お金が目的であったり自分だけの理想の為ならば妥協しちゃうんですよね。
妥協の連鎖が始まると医院経営のジリ貧化も始まる・・・。
そしてリタイヤする時に「あの時にもっと頑張れば良かった」と後悔することになる。
40年近くも医療機関に関わっていると院長や医院がこれからどうなっていくのかが見えてしまうんです。
経営相談でドクターと話すと「昔に考えていた自分の理想を思い出しました」と仰る方が結構いる。
それ位、院長は経営者として孤独なんだと思います。
院長が考える理想を復活させて実現に導くのもファシリテーターとしての私の役割なんだと感じています。
自分が何を目指しているのか?
クライアントの院長やスタッフは何を大切にされているのか?
私が関わった結果、医院経営を守り地域医療を守ることにどう貢献できるのか?
について考えた朝でした。
テーマ:その他
Posted at 05:00