おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
エンゲージメント、
「愛社精神」
「愛着心」
「個人の自己実現と組織の発展がシンクロし、双方の実現に貢献しあう関係づくり」
などを指します。
従業員ロイヤルティ(忠誠心)や従業員満足度など一方通行な関係とは違い、エンゲージメントが高い組織は「組織と従業員にとってWINWINな関係」づくりを目指しますので、組織の経営理念や経営計画作成にも従業員の関与度が高いのです。
端的に言えばスタッフが医院を「院長の物」と感じるか「私たちの物」と感じるのかの違いです。
エンゲージメントが高い医院では「私たちにとって大切な患者さん」という意識がスタッフに根付くのです。
スタッフが医院を「私たちの物」と感じる為には院長の指示によって動く状態から脱する必要があります。
人は自分が苦労して作り上げた価値には愛着を感じますが、人から一方的に与えられた物には愛着を感じない。
そこを勘違いしている院長が多いと感じています。
例えばスタッフが中心となって取り組むキッズイベントでは準備の段階からスタッフは生き生きとしているでしょう。
「子ども達にどうやって喜んでもらうか?」というテーマは人の心を温かくしますし、子ども達が笑顔になると言うかけがえのない報酬は彼らの心を成長させてくるのです。
院長は「なぜ院長からの指示にスタッフはワクワクしないのか?」について考えた方が良い。
スタッフは管理しないと頑張らないという間違った認識を見直さなければ彼らの内発的動機は育ちにくいのです。
要はスタッフの心に火をつける為に院長がどんなワクワクできる志(Why・ミッション)やビジョンを用意できるのかで組織の成長は決まる。
院長はワンピースのモンキー・D・ルフィである必要があるのです。
テーマ:スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:00