おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私が関わる歯科医院ではスタッフの性格タイプ診断をしていただいています。
何故なら私は日常的にスタッフとは関わっていませんのでスタッフマネジメントを院長と相談する時にスタッフの性格タイプを知らないと対応策を誤るからです。
院長は人材をバランスよく取っていると思ってらっしゃるでしょうが、実は院長が好むタイプのスタッフには偏りがあることが多い。
色々な歯科医院のスタッフを診断してみてそう実感しています。
性格タイプ診断は院長や幹部が先入観をもってスタッフを見ない様に診断結果は私が持っていてお渡ししていません。
スタッフが苦手にしていることは許容されるべきであり得意にしている面を伸ばすことが大切なのですが、多くの場合は苦手にしている部分を欠点と受取りイライラしてしまうからです。
診断結果をプラスに活かす為の知識（ノウハウ）が必要なのです。
診断結果は院長と個々のスタッフの育て方について話している時に「〇〇さんは〇〇について得意にされていますので良いと思います」とか「〇〇さんは計画的に進めるのが苦手なので他の役割が良いと思います」といった様に使います。
あくまでもスタッフ一人一人が輝く為に診断（他者理解）をするのであってレッテルを貼る為ではない。
院長がスタッフ育成でイライラすることが無いようにする為にもスタッフ一人一人の個性を理解し受けいれることが必要なのです。
苦手にしていることに対してダメ出しすることに意味はありません。
組織は多様な個性が集まり補完し合うことで力を発揮します。
行動が得意な人、明るい性格で周りを鼓舞出来る人、きっちりと計画を立てられる人、人の心の痛みが分かって寄り添える人。
どの要素も組織にとって必要であり、それぞれの個性を活かすことが出来る院長だけが幸せな共同体を築くことが出来るのです。
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テーマ：スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:00
