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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その55 保険診療のキャッシュレス化は必要か?  [2021年09月16日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
海外ではキャッシュレス化が進んでいますが日本は遅れていますよね。
 
最近では保険診療でも電子マネー対応の歯科医院も出てきてはいますが私は現時点でのメリットはないと考えています。
 
キャッシュレス化の問題点は2つです。
 
 
①手数料(変動する)
②窓口現金の入金が先になる
 
 
 
日頃、使用頻度が高い公共交通機関などは定期券や交通系電子マネーがないと不便。
 
しかし、歯科医院での支払い頻度はそんなに多くはありません。
 
そして特に保険診療収入においてのデメリットが大きい。
 
 
 
自費治療などで金額が高い場合にはクレジットカード払いやデンタルローン等の準備は必要だと思いますが、保険診療分を含めたキャッシュレス化は時期尚早。
 
完全キャッシュレス化よりも自動釣銭機や自動精算機などの導入によって受付業務を自動化していく方がメリットは大きいのです。
 
 
 
 
それよりも、診療報酬支払基金のコンピュータ審査化が進むのに合わせて医療機関は保険者の診療報酬の支払いサイトの短縮を求めるべきだと思います。
 
コンピュータ化すれば審査が早くなりますし、返戻分の調整も翌月請求分と相殺すれば済む。手作業が大幅に減るからです。
 
保険者は難色を示すでしょうが、診療債権の早期回収は歯科医院経営にとって重要なのです。
 
 
経営においては投入した資金を増やしながら早期に回収し、それを再度投入することで資金が増えていきます。
 
だから保険診療のキャッシュレス化の優位性がない現状においてはキャッシュフローの改善を優先するべきなのです。
 
 
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