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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その56 先生の医院で利益が出ないのは何故?  [2021年09月17日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
ある個人開業の歯科医院のドクターは一日に5000円の売上を上げ、変動費(材料費と外注費等)を1000円支払います。
 
1カ月の人件費は20,000円でその他の固定費が35,000円としたら、何日目に固定費を支払える売上が確保できるでしょうか?
 
 
答えは13.75日なので14日目から利益が出ることになります。
 
 
では、先生の医院の月平均の稼働日は何日でしょうか?
 
稼働日が20日だとしたら利益が出るのは14日からの7日間で固定費を引くと月25,000円の利益となる。
 
 
ここで注目すべきは稼働日が少なくなっても支払う固定費は変化しないということです(簡易的な固変分解で水道光熱費(使用量分)などを固定費に分類した場合などは若干の変化はある)。
 
 
 
そして利益は院長の手取りではありません。
 
そこから税金と社会保険料を支払って残ったお金が院長の取り分ですが、そこから医院の未来の為のお金を貯めたりローンを支払ったり子どもの教育費やリタイア後資金を貯めなくてはいけないのです。
 
こんな経営における基本中の基本でさえ理解していない院長が多い。
 
だからお金が残せないのです。
 
 
 
 
そして、これからの歯科医院経営では総稼働時間は減少していかざるを得ない。
 
 
つまり、減少していく稼働時間で得られる収益をどうやって増やすのかの戦略が院長に求められるのです。
 
また、今後は固定費が増えていくことが予想されます。
 
ランニングコストも増えますし、人件費や広告費、法定福利費なども増えていくのです。
 
そんな時代に「5,000円(売上)-1,000円(変動費)」の収益モデルで経営をやっていると経営がどんどん厳しくなりジリ貧に追い込まれる。
 
歯科医院経営に関する知識が無い歯科医院が生き残れる時代ではないのです。
 
 
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