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◆歯科医院経営ブログ

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令和の時代に成功できる歯科医院経営 その35 医院の収益構造  [2021年08月23日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、先生はご自分の医院の収益構造を説明できるでしょうか?
 
・変動比率(限界利益率)
・人件費率
・その他固定比率
・経常利益率
・損益分岐点比率
・収支分岐点比率
・キャッシュフロー
 
 
「うちは人件費率が高いんです」という話はよく聞きますが、人件費が高くても残るキャッシュが多ければまったく問題はありません(限度はありますが)。
 
最近では保険治療で金属を使う比率が高ければ変動比率が上がりますが、これも別の治療法に変えて患者の信頼を失えば本末転倒なので注意が必要なのです。
 
 
どちらにしても、先生の医院が何によって収益を確保していて何を改善すれば収益性が改善するのかを知って対策できるのかで経営は決まるのです。
 
数値を把握するのは管理会計ですがどう対策をすれば良いのかは会計以外の要素が大きいので、ここが多くの院長が経営対策を苦手にされている理由かもしれません。
 
 
例えば、
 
 
患者に取って不必要な治療をおこなうことなく治療単価を上げる。
 
歯科衛生士枠の稼働率を高める。
 
患者にとって治療効果が高い場合に自費を勧める。
 
必要な治療をおこないながら一人当たり実日数を維持する。
 
貸借対照表を収益性が高くなるように整える。
 
 
など、会計の数値は結果なので結果を改善する為に何をするべきなのかを考えていくのです。
 
 
例えば、設備投資をしても収益化できない院長の医院ではキャッシュフローが悪化していきます。
 
結果を出せないままに新たな投資を始める院長もいますので、そういう医院の場合にはキャッシュが残らない体質になっていくのです。
 
 
 
歯科医療ですので治療の質を高める為の設備投資は理解できます。
 
ただ、収益化の見通しがないまま実行に踏み切ると経営面での問題が多いのです。
 
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