おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
長期管理型歯科医院づくりにおいて40歳以上の歯科衛生士が輝ける環境を作っていく事が必要。
診療を見学していてそう感じています。
理由の一つは場が落ち着くから。
タイムマネジメントができるので設定された時間内でバタつくことがない。
そして患者とのコミュニケーションが取れる場合が多いからです。
余裕が出て冗談を言える人も多いので流石だと感じます。
やはり人生経験がモノをいうのです。
また、40歳を超えて歯科衛生士を続けておられる人は歯科衛生士という仕事が好きなのだと感じます。
自分のことを頼りにして通ってくれる患者もいるので遣り甲斐も感じている場合も多いのです。
ただ、歯科衛生士としての施術技術がどれだけ成長できているかは別問題です。
実際には若い時から途切れずに歯科衛生士に必要な技術を磨き知識を増やしてきた人もいれば、院内に自分よりできるロールモデルがいなくなった時期から成長できていない人もいます。
ただし、成長できていない自分に満足している人はいない。
多くの院長は成長できていないベテラン歯科衛生士と向き合うのを苦手にされている場合が多いと感じています。
院長との関係性も固定化されていますのでそれを崩す勇気がないのです。
ただし、これからの時代には40歳以上の歯科衛生士が輝ける院内環境をつくることが不可欠な時代に入ります。
新人スタッフの育成カリキュラムはあっても中堅・ベテランスタッフの成長カリキュラム(キャリアプラン)が作成できていない医院も多いので、そろそろ院長が重い腰を上げないといけない。
私はそう思っています。
テーマ:スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:00